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中小企業診断士の過去問 令和元年度(2019年) 経済学・経済政策 問16

問題

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労働と生産水準の関係について考える。労働は、生産水準に応じてすぐに投入量を調整できる可変的インプットである。資本投入量が固定されているとき、生産物の産出量は労働投入量のみに依存し、下図のような総生産物曲線を描くことができる。
この図に関する記述として、最も適切なものを選択肢の中から選べ。
問題文の画像
   1 .
労働投入量を増加させるほど、総生産物は増加する。
   2 .
労働の限界生産物は、原点Oから点Aの間で最小を迎え、それ以降は増加する。
   3 .
労働の平均生産物と限界生産物は、点Aで一致する。
   4 .
労働の平均生産物は、点Aにおいて最小となり、点Bにおいて最大となる。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経済学・経済政策 令和元年度(2019年) 問16 )
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この過去問の解説 (2件)

2
正解は3です。

総生産物曲線に関する問題です。

各選択肢については、以下の通りです。

1→総生産物曲線ではBを境に総生産物は減少しています。

2→労働の限界生産物はBを境に総生産物は減少しています。

3→適切です。点Aで労働の平均生産物の傾きと、限界生産物の傾きが一致します。「曲線が交わる」のでなく「傾きが一致する」ことがポイントです。

4→労働の平均生産物は傾きが一番大きい点Aが最大になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
2

総生産物曲線に関する問題です。

総生産物曲線とは、縦軸に総生産量、横軸に生産要素の投入量をとった場合の、生産要素を投入したときの生産量を表す曲線になります。

また労働の限界生産物とは、労働投入量を1単位増加した場合の生産量の増分を指し、曲線上では、曲線上の各点における接線の傾きと同じになります。

労働の平均生産物とは、労働投入量1単位あたりの生産量のことで、曲線上の各点と原点を結ぶ直線の傾きと同じになります。

以上の内容を踏まえ、選択肢の内容を検討します。

選択肢1. 労働投入量を増加させるほど、総生産物は増加する。

曲線上の点に関する接線の傾きを見ると、Aを超えBに至るところで傾きが鈍化し、B以降は傾きがマイナスになりますので誤りです。

選択肢2. 労働の限界生産物は、原点Oから点Aの間で最小を迎え、それ以降は増加する。

原点Oから点Aまでの間が最も大きくなりますので、誤りです。

選択肢3. 労働の平均生産物と限界生産物は、点Aで一致する。

正解です。

選択肢4. 労働の平均生産物は、点Aにおいて最小となり、点Bにおいて最大となる。

労働の平均生産物は点Aにおいて最大になりますので誤りです。

まとめ

総生産物曲線に関する問題でした。基本的な内容ですので、正解できなかった場合はしっかり復習しましょう。

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