中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
財務・会計 問9
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和元年度(2019年) 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
8月中の材料Sの取引に関する以下の資料に基づき、材料消費価格差異として最も適切なものを選択肢の中から選べ。なお、材料の予定消費価格は 510円/kgであり、材料の実際消費額は総平均法を用いて計算している。
- 1,500円の不利差異
- 1,500円の有利差異
- 2,000円の不利差異
- 2,000円の有利差異
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この過去問の解説 (2件)
01
価格差異に関する問題です。
本問の場合、材料の予定消費価格は20,400円になります(15,300円+5,100円)。
また、材料実際消費額は22,400円です(@560円×40)。
よって材料消費価格差異は△2,000円の不利差異です。
各選択肢については、以下の通りです。
1→上記より適切ではありません。
2→上記より適切ではありません。
3→上記より適切です。
4→上記より適切ではありません。
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02
価格差異を求める問題です。
価格差異とは予定額と実際額の差異を求めるものです。
①予定額:510 × 40 = 20,400円
②実際消費額:(500 × 20 + 600 × 30) × 40 / 50 = 22,400円
③価格差異:20,400 - 22,400 = ▲2,000(不利差異)
2,000円の不利差異ですので誤りです。
2,000円の不利差異ですので誤りです。
正解です。
2,000円の不利差異ですので誤りです。
差異分析に関する問題でした。有利差異、不利差異の言葉の意味やそれぞれの計算の方法を理解しておきましょう。
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