中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
企業経営理論 問17
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和元年度(2019年) 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
E.ロックやG.レイサムらにより体系化された目標設定理論において指摘されている、組織メンバーの努力や成果を引き出す目標の特徴として、最も適切なものはどれか。
- 目標と報酬(昇給や昇進など)の間の関係が明示されていること。
- 目標の達成困難度が顕著に高いこと。
- 目標の達成度合いについてのフィードバックが得られること。
- 目標の内容が組織運営上合理的であること。
- 目標の内容が抽象的であること。
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この過去問の解説 (2件)
01
目標設定理論では、目標と報酬の間の関係が明示されていることは重視されません。
項番2:不適切です。
目標設定理論では、目標の達成困難度が顕著に高いとメンバーはモチベーションを低下させます。
項番3:適切です。
記述の通りです。
項番4:不適切です。
目標設定理論では、組織運営上の合理性は重視されません。
項番5:不適切です。
目標設定理論では、目標の内容が明瞭であることが重要です。
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02
目標設定理論のポイントは、目標設定がそこそこ高いものの努力すれば達成できるかも知れないと組織メンバーに感じさせ、彼らの内面的なやる気を引き出すことです。
組織メンバーの努力や成果を引き出すために、目標と報酬(昇給や昇進など)の間の関係が明示されていることは逆効果となる可能性があります。
昇給や昇進は外発的な動機付けのため、端的に言うと「金のため」に動くことになりかねません。
目標の達成困難度が顕著に高いと達成意欲が失われるため、逆効果となります。
正解の選択肢となります。
組織運営上合理的であることは、必ずしも必要ではありません。
目標の内容が抽象的だと、取り組みへの意欲が起こりにくくなります。
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