中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
企業経営理論 問33
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和元年度(2019年) 問33 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
マスメディアとさまざまなプロモーショナル・メディアを組み合わせたコミュニケーションを前提としてきた伝統的なマーケティングから、近年急速に①デジタル・マーケティングへのシフトが進んでいる。このシフトは、②消費者同士の情報交換がソーシャルメディアなどを介して盛んに行われるようになっていることに対応した動きでもある。
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
マスメディアとさまざまなプロモーショナル・メディアを組み合わせたコミュニケーションを前提としてきた伝統的なマーケティングから、近年急速に①デジタル・マーケティングへのシフトが進んでいる。このシフトは、②消費者同士の情報交換がソーシャルメディアなどを介して盛んに行われるようになっていることに対応した動きでもある。
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- クチコミには、経験しないと判断できない「経験属性」に関する情報が豊富に含まれている。
- クチコミの利便性を向上するために、クチコミを集約したランキングや星評価などが導入されたことにより、かえってクチコミの利便性が低下している。
- 消費者同士がオンライン上で交換したクチコミ情報が蓄積される場所は、蓄積される情報や場の運営に関して消費者が主導権を持っているという意味で「オウンドメディア」と呼ばれる。
- マーケターが、企業と無関係な消費者であるかのように振る舞って情報を受発信することは、当該企業にとっての長期的利益につながる。
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この過去問の解説 (2件)
01
記述の通りです。
項番2:不適切です。
クチコミの利便性を向上するために、クチコミを集約したランキングや星評価などが導入されたことによってクチコミの利便性が向上しています。
項番3:不適切です。
オウンドメディアは、自社HPやSNSなど宣伝主体が自らコントロールできるコミュニケーションチャネルです。そのため主導権を持っているのは企業となります。
項番4:不適切です。
マーケターが企業と無関係な消費者であるかのように振る舞って情報を受発信することは、事実発覚時に当該企業の評判を下げる可能性があるため、企業の長期的利益にはつながりにくくなります。
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02
クチコミを中心とした、消費者同士の情報交換に関する問題です。
正解の選択肢となります。
ランキングや星評価などが導入されたことで消費者にとって分かりやすくなり、クチコミの利便性は増加しています。
「オウンドメディア」は企業が保有する自社ホームページやSNSアカウントのことであり、それらは企業が主導権を握っています。また、クチコミ情報が蓄積される場所はオウンドメディアではなく、ポータルサイトであると思われます。
当該企業にとっての長期的利益につながるとは考えにくいです。
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