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中小企業診断士の過去問 令和元年度(2019年) 運営管理 問9

問題

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2工程のフローショップにおけるジョブの投入順序を考える。各ジョブ各工程の加工時間が下表のように与えられたとき、生産を開始して全てのジョブの加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序として、最も適切なものを選択肢の中から選べ。
問題文の画像
   1 .
J1 → J2 → J3
   2 .
J1 → J3 → J2
   3 .
J2 → J1 → J3
   4 .
J3 → J2 → J1
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和元年度(2019年) 問9 )
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この過去問の解説 (2件)

4
正解は4です。

生産を開始して全てのジョブの加工を完了するまでの時間(メイクスパン)を最小にする順序を求めるには、ジョンソン法を用います。
ジョンソン法とは、2段階の工程に複数の生産オーダーが出ている時に、作業期間が最短となる作業順序を求める方法です。
各工程の作業時間より、第1工程から取り掛かり、作業合計時間も短いことから、第1工程の最後に手待ち時間が発生すること、また、第2工程は第1工程を完了した製品から投入されるため、第2工程の最初に手待ち時間が発生することが分かります。
つまり、手待ち時間を最小にするために最短で第2工程に移れる製品から投入する必要があり、第1工程の加工時間が1時間と最も短いJ3から作業する必要があることが分かります。選択肢すべてのメイクスパンを求める必要はありません。

1→J1→J2→J3の順序で加工した場合、手待ち時間が多く、メイクスパンは15時間となります。
よって誤りです。

2→J1→J3→J2の順序で加工した場合、手待ち時間が多く、メイクスパンは15時間となります。
よって誤りです。

3→J2→J1→J3の順序で加工した手待ち時間が多く、メイクスパンは17時間となります。
よって誤りです。

4→J3からの投入が最も手待ち時間を削減できます。メイクスパンは13時間です。
よって正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

ジョンソン法に関する問題です。

ジョンソン法については、次に示す解法を忠実に再現出来るように、過去問を使って繰り返しトレーニングしましょう。

①全ての作業時間の中から最も短いものを選択します。最も短い工程時間が前工程であれば先頭に、後工程であれば最後に持っていきます。

→本問の場合、J3の第1工程(1時間)です。前工程なので先頭に持っていきます。

②J3以外で、次に短いものを選択します。

→本問の場合、J1の第2工程(2時間)です。後工程なので最後に持っていきます。

以上から、J3→J2→J1の工程がメイクスパンを最小にすることが出来ます。

選択肢1. J1 → J2 → J3

上記説明より、不適切です。

選択肢2. J1 → J3 → J2

上記説明より、不適切です。

選択肢3. J2 → J1 → J3

上記説明より、不適切です。

選択肢4. J3 → J2 → J1

正解です。

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