中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
運営管理 問13
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和元年度(2019年) 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
工程分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 「加工」を表す工程分析記号は◇である。
- 「加工」を主として行いながら「運搬」することを表す複合記号が存在する。
- 「検査」には「計量検査」と「計数検査」の 2 種類がある。
- 「停滞」は「貯蔵」と「滞留」に分類されるが、相違点は停滞している時間の長さである。
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この過去問の解説 (2件)
01
工程分析における基本図記号を理解し、正しい選択肢を選びます。
加工の記号は〇、運搬の記号は◦(小さい丸もしくは矢印のこともあります)、
停滞は貯蔵と滞留に分かれ、貯蔵は▽、滞留はD(アルファベットのDの形状)、
検査は数量検査と品質検査に分かれ、数量検査は□、品質検査は◇、とそれぞれ表されます。
1→加工を表す工程分析記号は〇です。よって誤りです。
2→加工を主とし、運搬も同時に表す複合記号は存在します。主となる工程が外側、もう一つの工程を内側で表します。この場合、加工の丸の中に運搬の小さい丸(もしくは矢印)で表します。よって正解です。
3→検査は「数量検査」と「品質検査」の2種類となります。よって誤りです。
4→「停滞」は「貯蔵」と「滞留」に分類されることは正しいですが、停滞している時間によって分類するのではなく、貯蔵は計画による停滞、滞留は計画に反した停滞を表します。よって誤りです。
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02
工程分析記号(工程図記号)に関する問題です。
「加工」を表す工程分析記号は〇です。
加工は付加価値を生む行動であるので、〇と覚えておきましょう。
正解の選択肢となります。
複合記号は二つの工程を記号で合わせて表現します。
外側の記号が主作業であり、内側の記号が従作業であることも併せて覚えておきましょう(本試験で出題されても不思議ではありません)。
「検査」には「数量検査」と「品質検査」の2種類があります。
「停滞」は「貯蔵」と「滞留」に分類される点は正しいですが、意図した停滞か、そうでない停滞(意図しない停滞)かによって区別されます。
貯蔵と滞留、どちらが意図した(意図していない)停滞かは、是非一度考えてみて下さい。
(字面で区別可能です)
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