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中小企業診断士の過去問 令和元年度(2019年) 運営管理 問21

問題

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TPMに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを選択肢の中から選べ。

a  製品のライフサイクル全体を対象とし、災害ロス・不良ロス・故障ロス等あらゆるロスを未然に防止するしくみを構築する。
b  設備効率化を阻害している 7大ロスを時間的ロスの面から検討し、設備の使用率の度合いを表した指標が設備総合効率である。
c  経営トップから現場の作業員まで全員参加の重複小集団活動を行うことが特徴で、職制にとらわれない自主的なサークル活動である。
d  ロスを発生させないために行う活動の 1つが計画保全活動で、設備が停止した場合の損失影響度を複数の角度から設備評価基準に基づいて評価し、最適保全方式を決める。
   1 .
a と b
   2 .
a と c
   3 .
a と d
   4 .
b と c
   5 .
b と d
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和元年度(2019年) 問21 )
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この過去問の解説 (2件)

3

TPMに関する問題です。選択肢は次の4つです。

a. 製品のライフサイクル全体を対象とし、災害ロス・不良ロス・故障ロス等あらゆるロスを未然に防止するしくみを構築する。

生産システム」が正しいです。

b. 設備効率化を阻害している 7大ロスを時間的ロスの面から検討し、設備の使用率の度合いを表した指標が設備総合効率である。

正解の選択肢となります。

c. 経営トップから現場の作業員まで全員参加の重複小集団活動を行うことが特徴で、職制にとらわれない自主的なサークル活動である。

「重複小集団活動」とは、米国の社会心理学者であるリッカートが提唱した経営トップ層・管理監督者、リーダー、従業員が参画できる参画型経営を指します。したがって、職制にとらわれない自主的なサークル活動」という記述が誤りです。

d. ロスを発生させないために行う活動の1つが計画保全活動で、設備が停止した場合の損失影響度を複数の角度から設備評価基準に基づいて評価し、最適保全方式を決める。

→もう一つの正解の選択肢を含めて、あらゆるロスを未然防止する仕組みを現場・現物で構築することがTPMの定義とされているため、正解の選択肢となります。

選択肢1. a と b

上記説明より、不適切です。

選択肢2. a と c

上記説明より、不適切です。

選択肢3. a と d

上記説明より、不適切です。

選択肢4. b と c

上記説明より、不適切です。

選択肢5. b と d

正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解は5です。

TPMとは、Total Productive Maintenanceの略で、全員参加の生産保全活動を指します。

a:災害ロス・不良ロス・故障ロス等あらゆるロスを未然に防止するしくみを構築することは正しいですが、製品ではなく、生産システム全体のライフサイクルを対象としています。よって誤りです。

b:7大ロスとは、(1)故障ロス(2)段取り・調整ロス (3)刃具交換ロス(4)立ち上がりロス (5)空転・チョコ停ロス(6)速度低下ロス (7)不良・手直しロスの7つです。これらを時間的ロスの面から検討し、設備の使用率の度合いを指標化したものが設備総合効率です。
よって正しいです。

c:TPMは職制が一体となって組織的に取り組むサークル活動であり、職制にとらわれない自主的なサークル活動ではありません。よって誤りです。

d:ロスを防ぐための活動の1つ「計画保全活動」の説明として正しいです。


1→上記より、bとdの組み合わせが正しいです。よって誤りです。

2→上記より、bとdの組み合わせが正しいです。よって誤りです。

3→上記より、bとdの組み合わせが正しいです。よって誤りです。

4→上記より、bとdの組み合わせが正しいです。よって誤りです。

5→上記より、正解です。

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