中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
運営管理 問39
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和元年度(2019年) 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
QRコードやバーコードを用いた電子決済(以下「QR決済」という。)に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを選択肢の中から選べ。
a 商品を購入する際に、購入者のQR決済アプリケーションに表示された専用QRコードを、店舗側が店舗の読み取り機で読み取って、決済することが可能な方法である。
b 商品を購入する際に、店舗側では読み取り機を利用しなくても、紙に印刷された専用QRコードを購入者のQR決済アプリケーションで読み取って、決済することが可能な方法である。
c QR決済アプリケーションが実行できるスマートフォンであっても、日本国内でQR決済を行うには日本製のスマートフォンである必要がある。
d QR決済では、決済したら即座に引き落とされるプリペイド方式のものしか存在していない。
a 商品を購入する際に、購入者のQR決済アプリケーションに表示された専用QRコードを、店舗側が店舗の読み取り機で読み取って、決済することが可能な方法である。
b 商品を購入する際に、店舗側では読み取り機を利用しなくても、紙に印刷された専用QRコードを購入者のQR決済アプリケーションで読み取って、決済することが可能な方法である。
c QR決済アプリケーションが実行できるスマートフォンであっても、日本国内でQR決済を行うには日本製のスマートフォンである必要がある。
d QR決済では、決済したら即座に引き落とされるプリペイド方式のものしか存在していない。
- a と b
- a と c
- a と d
- b と c
- b と d
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この過去問の解説 (2件)
01
QR決済は、消費者がスマートフォンのアプリを通して決済を行うことができる決済手法です。消費者のスマートフォンに表示されるQRコードを店舗側が読み込む方法、店舗側の用意したQRコードを消費者が読み取る方法があります。
a 上記より、正しいです。
b 日常的に紙に印刷されたQRコードをレジなどに置いて、消費者に読み取って決済する方法は主流となっています。よって正しいです。
c 日本製のスマートフォンでなくても、アプリをインストールすれば決済可能です。よって誤りです。
d 後払い方式の決済方法も利用されています。よって誤りです。
上記より、aとbの選択肢が正しいです。
1→上記より、正解です。
2→上記より、誤りです。
3→上記より、誤りです。
4→上記より、誤りです。
5→上記より、誤りです。
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02
【基礎知識】
QRコードやバーコードを使った決済方法をコード決済と言います。2019年ごろから普及し、2020年には共通規格であるJPQRが導入されています。
コード決済には大きく2つの方法があります。
・ 店舗が示すコードを専用アプリを入れたスマホ等で読み取るユーザースキャン方式
・ 利用者がスマホに自分のコードを表示させ、店舗側がそれを読み取るストアスキャン方式
使われたことがある方は両方のパターンがあることがお分かりいただけると思います。
主に、店舗側に読み取り機械が必要なストアスキャン方式は比較的大きな店舗で、コードを示すだけで対応できるユーザースキャン方式は中小規模の店舗で多いやり方になっています。
ただし、ユーザースキャン方式はQRコードを勝手に差し替えたりして、その売り上げを盗むといったQR偽造が行われる可能性もありますので注意が必要です。
決済方法は大きく3つあります。
・ 前払い:決済アプリにチャージした現金から支払う方法
・ 後払い:クレジットカード等の情報とアプリを連動させて支払う方法
・ 即時払い:アプリに連動させた口座から同時に引き落とす方法
【選択肢評価】
a ストアスキャン方式のことです。正しい。
b ユーザースキャン方式のことです。正しい。
c iPhoneはアップル社(アメリカ)ですが、使われていますよね。誤り。
d 前払い、後払い、即時払いの3つがあります。誤り。
正解です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
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