中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
運営管理 問41

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和元年度(2019年) 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

店舗間でPOSデータを比較分析する際の基本的な指標に、PI(Purchase Incidence)値がある。このPI値に関する以下の記述の空欄(  )に入る語句として、最も適切なものを選択肢の中から選べ。

PI値とは、販売点数または販売金額を(   )で除して調整した数値である。
  • 顧客カード発行枚数
  • 在庫点数または在庫金額
  • 商圏内人口
  • 優良顧客数
  • レシート枚数またはレジ通過人数

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5です。

PI 値とは、商品の販売実績を来店客数の影響を省いて評価するための指標です。
金額と数量のPI値があり、販売金額もしくは販売数量を「来店客数」で除して計算します。
来店客数を把握するには、レシート枚数やレジ通過人数が有効です。

1→上記より、誤りです。

2→上記より、誤りです。

3→上記より、誤りです。

4→上記より、誤りです。

5→上記より、正解です。

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02

【基礎知識】

PI値とは来店客1000人あたりの購買指数を表します。

一般的にはレジを通過した1000人が、例えばリンゴを何人が購入したかといったことを分析します。

購入数で見るのが通常ですが、金額でみる場合もあります。マーケティングの重要な指標の一つです。

PI値には留意する傾向もあります。

例えば小規模店舗では商品が少ないケースが多く、ある商品のPI値は大規模店舗より高くなる傾向があります。また、高い価格の方がPI値は低くなる傾向があります。

しかし、PI値が高いということはそれだけ販売していることになりますので、マーケティングやレイアウトの参考になります。

選択肢1. 顧客カード発行枚数

PI値はレジを通過した1000人のうち、何人が購入したかを見ます。顧客カードは発行しない人もいますので、誤り

選択肢2. 在庫点数または在庫金額

在庫は関係ないため、誤り。

選択肢3. 商圏内人口

商圏内人口もPI値には関係ありません。

選択肢4. 優良顧客数

優良顧客だけでなく、それ以外の顧客も見るので誤り。

選択肢5. レシート枚数またはレジ通過人数

基礎知識ご参照。正しい。

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