中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
運営管理 問42

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和元年度(2019年) 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

GS1 標準の商品識別コードの総称であるGTINに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • GTINには 7 つの種類が存在している。
  • GTIN−8 は、表示スペースが限られている小さな商品にJANシンボルを表示するための商品識別コードである。
  • GTIN−12 は、中国・韓国で利用されている 12 桁の商品識別コードである。
  • GTIN−14 は、インジケータ、GS1 事業者コード、商品アイテムコード、単価コードの 4 つの要素で構成されている。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

GTINは、GS1標準の商品識別コードの総称であり、以下の4つのコードがあります。
GTIN-8:JAN/EAN短縮コード
GTIN-12:UPCコード
GTIN-13:JAN/EAN標準コード
GTIN-14:集合包装用商品コード

1→上記の4つの種類です。よって誤りです。

2→GTIN-8は、JAN/EAN短縮コードを指し、表示スペースが限られている場合にJAN シンボルを表示するための商品識別コードです。よって正解です。

3→GTIN-12 は、UPCコードを指し、「アメリカ・カナダ」で利用されている12 桁の商品識別コードです。よって誤りです。

4→GTIN-14は、集合包装用商品コードを指し、インジケータ、GS1事業者コード、商品アイテムコード、「チェックデジット」の4要素を持ちます。よって誤りです。

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02

【基礎知識】

GTINは4つの種類があります。

GTIN13 JANコードの標準タイプです。9桁の企業コード、3桁の商品アイテムコード、1桁のチェック用コードからなります。

GTIN8 JANコードの短縮タイプです。バーコードのスペースが限られている場合などに使われます。GTIN13から企業コードを6桁、商品アイテムコードを1桁に短縮し手表示します。

GTIN12 北米で利用されているコードです。1桁目に商品の種別を表すコード、事業者コード、商品アイテムコードで10桁、チェック用の1桁となります。

GTIN14 GTIN13が設定されている商品を集合包装したものになります。GTIN13の最初に梱包状況を表す1桁が追加されます。

選択肢1. GTINには 7 つの種類が存在している。

4つの種類です。誤り。

選択肢2. GTIN−8 は、表示スペースが限られている小さな商品にJANシンボルを表示するための商品識別コードである。

正しい。基礎知識ご参照。

選択肢3. GTIN−12 は、中国・韓国で利用されている 12 桁の商品識別コードである。

北米で利用されています。誤り。

選択肢4. GTIN−14 は、インジケータ、GS1 事業者コード、商品アイテムコード、単価コードの 4 つの要素で構成されている。

最後の1桁はチェックデジットです。誤り。

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