中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
経営情報システム 問11
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和元年度(2019年) 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
パーソナルコンピュータ(PC)を会社内のLANに接続し、インターネットを利用して業務を行う場面が増え、インターネットの管理・運用に関する理解が必要になっている。インターネットの管理・運用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- DHCPは、会社内のプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換し、インターネットへのアクセスを可能にする。
- MACアドレスは、PCに割り振る識別番号であり、ネットワークのグループを示すネットワークアドレス部と、そのネットワークに属する個々のPCを識別するホストアドレス部に分かれる。
- NATは、LANに接続するPCに対してIPアドレスを始めとして、ホスト名や経路情報、DNSサーバの情報など、通信に必要な設定情報を自動的に割り当てるプロトコルである。
- ポート番号は、TCPやUDP通信において通信相手のアプリケーションを識別するために利用される番号であり、送信元ポート番号と宛先ポート番号の両方を指定する必要がある。
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この過去問の解説 (2件)
01
MACアドレスについての説明です。
MACアドレスとは、ネットワーク機器やネットワークアダプタに付与されている固有の識別番号です。そのため世界全体で同じMACアドレスの機器は存在しないことになります。
MACアドレスの構成は、前半がメーカー固有の英数字、後半が各製品固有の英数字となり製品固有のものとなります。
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02
正解は4です。
各選択肢については、以下のとおりです。
1→NATのことです。DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、ネットワークに接続したPCなどに、通信に必要となるIPアドレスなどの設定情報を自動的に割当てるプロトコルです。
2→IPアドレスのことです。MACアドレスは、PCを始めとする各種ネットワーク機器に物理的に割当てられた一意の識別番号のことで、全世界で重複することのない番号です。
3→DHCPのことです。NAT(Network Address Translation)は、会社内独自のプライベートIPアドレスをインターネットアクセス用のグローバルIPアドレスに変換します。
4→適切です。TCPやUDP通信において、IPアドレスでネットワーク上のPCなどを識別し、ポート番号でアプリケーションを識別することで通信を行います。
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