中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
経営情報システム 問22
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和元年度(2019年) 問22 (訂正依頼・報告はこちら)
情報通信ネットワークを介して、外部の事業者が提供するさまざまな種類のサービスを、中小企業も利用できるようになってきている。
そのようなサービスに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを選択肢の中から選べ。
a 所有する高速回線や耐震設備などが整った施設を提供することで、顧客が用意するサーバなどの設置を可能にするサービスをハウジングサービスという。
b 所有するサーバの一部を顧客に貸し出し、顧客が自社のサーバとして利用するサービスをホスティングサービスという。
c 電子メール、グループウェア、顧客管理システム、財務会計システムなどの機能をネットワーク経由で提供するサービスを、ソーシャルネットワークサービスという。
d 業務用のアプリケーションの機能をネットワーク経由で複数に提供するサービスをISPサービスという。
そのようなサービスに関する記述として、最も適切なものの組み合わせを選択肢の中から選べ。
a 所有する高速回線や耐震設備などが整った施設を提供することで、顧客が用意するサーバなどの設置を可能にするサービスをハウジングサービスという。
b 所有するサーバの一部を顧客に貸し出し、顧客が自社のサーバとして利用するサービスをホスティングサービスという。
c 電子メール、グループウェア、顧客管理システム、財務会計システムなどの機能をネットワーク経由で提供するサービスを、ソーシャルネットワークサービスという。
d 業務用のアプリケーションの機能をネットワーク経由で複数に提供するサービスをISPサービスという。
- a と b
- a と d
- b と c
- c と d
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この過去問の解説 (2件)
01
様々なITサービスに関する知識を問う問題です。
各選択肢の解説です。
a:ハウジングサービスの説明として適切なため、本選択肢は正しいです。
b:ホスティングサービスの説明として適切なため、本選択肢は正しいです。
c:ソーシャルネットワークサービスとは、SNS(Social Networking Service)と呼ばれるサービスのことです。
SNSとは人同士の交流をネットワークを介して提供するサービスのことです。昨今では個人同士の交流だけではなく、企業の広告戦略にも活用されて広く認知されているサービスに育っています。選択肢の内容は不適切なため、本選択肢は誤りです。
d:ISP(Internet Services Provider)サービスとは、インターネットへの接続サービスを提供することです。その中には電子メールやWebサイトの開設も含みますが、業務用アプリケーションの機能をネットワーク経由で提供するサービスは含まれません。そのため本選択肢は誤りです。
正しい選択肢の組み合わせは aとb となります。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
選択肢の内容についての補足説明です。
cの内容はSaaS(Software as a Service)と呼ばれるサービスのことです。事業者がクラウドサーバー上で、 電子メール、グループウェア、顧客管理システム、財務会計システムなどを提供するサービスのことを指します。
dはASP(Application Service Provider)のことと考えられます。
前述のSaaSと混同されるように用いられる用語です。多くの場合はSaaSは提供されるサービスそのものについての名称、ASPはSaaSのようなサービスを提供する事業者のことを指すとされています。
ITサービスは様々なものがあり、日々新しいものが生まれています。そのすべてを把握することは現実的ではありませんが、代表的なサービスをおさえておけば実際に問題を解く際には消去法により正解を導くことは可能です。
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02
ITアウトソーシングに関する問題です。
aは適切です。ハウジングサービスは初期コストを抑えられます。
bは適切です。ホスティングサービスはサーバ等を間借りする形です。
cは適切ではありません。SaaSに関する記述です。ソーシャルネットワークサービスとは人的・社会的関係が目的のサービスです。
dは適切ではありません。ASPに関する記述です。ISPとはインターネットを管理する事業者のことです。
各選択肢については、以下の通りです。
1→上記の通り適切です。
2→上記の通り、適切ではありません。
3→上記の通り、適切ではありません。
4→上記の通り、適切ではありません。
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