中小企業診断士 過去問
令和元年度(2019年)
問183 (経営情報システム 問23)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

中小企業診断士試験 令和元年度(2019年) 問183(経営情報システム 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

クラウドコンピューティングは、インターネットを通じて提供されるさまざまなサービスを利用してデータ処理を行う利用形態であり、広く利用されるようになってきている。
クラウドコンピューティングのサービスはさまざまな形態で提供されるが、アプリケーション、ミドルウェア、OS、ハードウェアの全ての機能を提供し、複数の顧客が利用するサービスの名称として、最も適切なものはどれか。
  • IaaS(Infrastructure as a Service)
  • MaaS(Mobility as a Service)
  • PaaS(Platform as a Service)
  • SaaS(Software as a Service)

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

クラウドコンピューティングに関する問題です。

各選択肢については、以下の通りです。

1→IaaSとは、ハードウェア、ネットワークまでのサービスです。

2→MaaSとは移動のサービスです。

3→PaaSとは、ハードウェア、ネットワーク、ミドルウェア、OSといったアプリケーション起動までのプラットフォームのサービスです。

4→適切です。SaaSは全ての機能を提供します。

参考になった数13

02

クラウドを利用したサービスについての知識を問う問題です。

選択肢1. IaaS(Infrastructure as a Service)
  • 仮想化技術を利用してハードウェア等のインフラを提供するサービスのため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. MaaS(Mobility as a Service)
  • 電車やバスなどの複数の交通機関や自動運転、AIなどの様々なサービスや技術を複合的に活用して利用者の利便性を高めるサービスのことのため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. PaaS(Platform as a Service)
  • ハードウェアに加えてOSやミドルウェアを提供するサービスのため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. SaaS(Software as a Service)
  • ハードウェア、OSとミドルウェアに加えてアプリケーションを提供するサービスのため、本選択肢が正解です。

まとめ

本問の論点になった、IaaS、PaaS、SaaSはクラウドコンピューティングの代表的なサービスです。

サービスの内容を混乱して記憶しないように本問を参考に整理して学習しておきましょう。

参考になった数10

03

クラウドコンピューティングのサービスの範囲を問う問題です。

 

「アプリケーション、ミドルウェア、OS、ハードウェアの全ての機能を提供」する範囲のクラウドコンピューティングの種類が問われており、英語の名称も記載されていて分かりやすいこともありボーナス問題といえるレベルの内容です。

選択肢1. IaaS(Infrastructure as a Service)

IaaS(Infrastructure as a Service)は、サーバなどのインフラを提供する範囲のクラウドコンピューティングであり、不適切な選択肢です。

選択肢2. MaaS(Mobility as a Service)

MaaS(Mobility as a Service)は、移動手段のためのサービス提供であり、クラウドコンピューティングのサービスではないため不適切な選択肢です。

選択肢3. PaaS(Platform as a Service)

PaaS(Platform as a Service)は、プラットフォーム(基盤)を提供する範囲のクラウドコンピューティングであり、不適切な選択肢です。

選択肢4. SaaS(Software as a Service)

SaaS(Software as a Service)はアプリケーション、ミドルウェア、OS、ハードウェアの全ての機能を提供する範囲のクラウドコンピューティングであり、正解の選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

クラウドコンピューティングのサービスの範囲は、タテの階層で違いを理解することで対応できます。出題されたら十分得点源にできる内容(それほど難しくない)なので、過去問題でしっかり復習してください。

参考になった数0