中小企業診断士 過去問
令和元年度(2019年)
問216 (中小企業経営・中小企業政策 問31)
問題文
中小企業診断士のA氏は、小規模事業者のB氏から、「小規模事業者持続化補助金について教えてほしい」との相談を受けた。以下は、A氏とB氏との会話の一部である。
B氏:「小規模事業者持続化補助金について教えてください。」
A氏:「小規模事業者は、人口減少や高齢化などによる地域の需要の変化に対応していくことが欠かせません。小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者のビジネスプランに基づく経営を推進するため、①経営計画を作成し、その経営計画に基づく②取り組みを支援するものです。」
文中の下線部②に該当する取り組みとして、最も適切なものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
中小企業診断士試験 令和元年度(2019年) 問216(中小企業経営・中小企業政策 問31) (訂正依頼・報告はこちら)
中小企業診断士のA氏は、小規模事業者のB氏から、「小規模事業者持続化補助金について教えてほしい」との相談を受けた。以下は、A氏とB氏との会話の一部である。
B氏:「小規模事業者持続化補助金について教えてください。」
A氏:「小規模事業者は、人口減少や高齢化などによる地域の需要の変化に対応していくことが欠かせません。小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者のビジネスプランに基づく経営を推進するため、①経営計画を作成し、その経営計画に基づく②取り組みを支援するものです。」
文中の下線部②に該当する取り組みとして、最も適切なものはどれか。
- 雇用調整の取り組み
- 事業承継の取り組み
- 販路開拓の取り組み
- 連鎖倒産防止の取り組み
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
小規模事業者持続化補助金の内容に関する問題です。この補助金の支援対象は、小規模事業者が策定した経営計画にもとづき行う、
①地道な販路開拓等のための取組
②販路開拓等の取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組
です。
したがって「販路開拓の取り組み」が正解です。
冒頭の説明より誤りです。
冒頭の説明より誤りです。
正解です。
冒頭の説明より誤りです。
小規模事業者持続化補助金の内容に関する問題です。比較的細かい論点ですが、このような問題を繰り返し解くことで内容を押さえるようにしましょう。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
小規模事業者持続化補助金に関する問題です。
小規模事業者持続化補助金は販路開拓や生産性向上に対する補助金です。
各選択肢については、以下の通りです。
1→上記の通り適切ではありません。
2→上記の通り適切ではありません。
3→上記の通り適切です。
4→上記の通り適切ではありません。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
小規模事業者持続化補助金に関する問題です。2問構成になっており、本問では下線部②の経営計画に基づく取り組みが問われています。
経済産業省・中小企業庁「ミラサポPlus」の小規模事業者持続化補助金「補助事業計画の項目」をご参照ください。
https://mirasapo-plus.go.jp/hint/6666/
1.補助事業で行う事業名
「○○○○」の開発・販路開拓のような事業名を30文字以内で記入します。とあります。
また、小規模事業者持続化補助金は「売上等への効果」「取引先への波及効果」「地域社会への波及効果」を補助事業の効果として考慮しているため、ここからも選択肢を絞り込むことは可能です。
冒頭の解説より、「販路開拓の取り組み」が該当するため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、「販路開拓の取り組み」が該当するため不適切な選択肢です。
冒頭の解説より、「販路開拓の取り組み」が該当するため正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、「販路開拓の取り組み」が該当するため不適切な選択肢です。
【補足】
小規模事業者持続化補助金は、中小企業診断士試験では本年度が初めての出題でした。
小規模事業者持続化補助金に限らず、新たに設けられた補助金制度は試験で問われますので公募要件を必ず押さえておきましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問215)へ
令和元年度(2019年) 問題一覧
次の問題(問217)へ