中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
財務・会計 問18
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和2年度(2020年) 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
ある企業において、業績が良くなると判断される新情報が市場に流れた場合(t=0)、投資家が合理的に行動するならば、この企業の株式の超過収益率をグラフにしたものとして、最も適切なものはどれか。
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この過去問の解説 (2件)
01
超過収益率とは、ベンチマークとなる投資ファンドなどのリターンや個別資産の収益率と無リスク資産の収益率の差を表したものです。
設問によるとt=0の段階で、業績が良くなる新情報が流れたとあります。
たとえば、製薬会社が開発中の薬剤が、とある疾患に動物実験で有効であるというデータが示されたというニュースがあったとします。
そのニュースに株式市場が好感を示して、株価が上昇することがあります。ただし、企業の実際の業績に反映されるには、その薬剤が臨床試験を経て、医薬品として承認されるまで数年かかることが普通です。よって、株価の上昇は一過性で元に戻ります。
1.正解です。
一時的に急激に上昇したあと、もとに戻ります。
2. 不正解です。
上昇した後安定しており、ベンチマーク(期待される収益率)を変更させるような業績改善があった場合です。
3.不正解です。
一時的に下降しており、反対の曲線となっています。
4.不正解です。
下降した後、下の水準で安定するという、業績を著しく悪化させる事象が発生した場合です。
よって、正解は1です。
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02
良い情報であれ悪い情報であれ、新しい情報は瞬時に市場に伝わるとされています。したがって、t=0の時点で業績が良くなると判断される新情報が市場に流れているため、t=0の時点で超過収益率が最も高いグラフが正解となります。
正解です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
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