中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
財務・会計 問21

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和2年度(2020年) 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

G社の前期と当期の損益計算書は以下のように要約される。当期の損益分岐点売上高として、最も適切なものはどれか。
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  • 1,600万円
  • 1,800万円
  • 2,000万円
  • 3,000万円

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この過去問の解説 (2件)

01

損益分岐点売上の出題です。

変動費は、販売量や生産量に応じて変動する費用です。(例:原材料費など)

固定費は、売上に関わらず必要な費用です。(例:地代家賃など)

売上高から変動費を差し引いたものが限界利益です。

損益分岐点売上高は、固定費÷(1-変動比率)

変動比率=変動費÷売上

変動比率=960÷2400=0.4

損益分岐点売上=1200÷(1-0.4)=2000

ちなみに、本文では前期、当期の損益計算書が提示されていますが、本文では前期売上は関係しません。ただし、損益分岐点売上高は、前期・当期で変動していません。

正解は3です。

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02

2000万円が正解の選択肢となります。

損益分岐点売上高の計算式は、固定費÷(1-変動費率)によって求められます。

変動比率は、変動費÷売上高×100%によって求められます。

したがって、変動比率は960÷2400=0.4となります。

以上から、1200÷(1-0.4)=2000万円

選択肢1. 1,600万円

上記説明より、不適切です。

選択肢2. 1,800万円

上記説明より、不適切です。

選択肢3. 2,000万円

正解です。

選択肢4. 3,000万円

上記説明より、不適切です。

参考になった数4