中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
財務・会計 問24
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和2年度(2020年) 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
当期首に1,500万円をある設備(耐用年数3年、残存価額ゼロ、定額法)に投資すると、今後3年間にわたって、各期末に900万円の税引前キャッシュフローが得られる投資案がある。税率を30%とすると、この投資によって各期末の税引後キャッシュフローはいくらになるか。最も適切なものを選べ。
- 180万円
- 280万円
- 630万円
- 780万円
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この過去問の解説 (2件)
01
税引後キャッシュフローを求める問題です。
間接法における原価償却費の足し戻しに対する理解ができているかが問われています。
まず、毎期の減価償却費は、
1,500万円の設備(耐用年数3年、残存価額ゼロ、定額法)とありますから、
年500万円となります。
税引前キャッシュフローは、営業利益+原価償却費ですから、
900-500=400万円です。
税引後キャッシュフローは、営業利益×(1-税率)+原価償却費ですから、
400×0.7+500=780万円となります。
よって、正解は4です。
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02
780万円が正解の選択肢となります。
次の計算式を覚えて、頭の中に計算式が浮かんでくるまで繰り返し類似の過去問題で練習して下さい。どちらの計算式を用いても、同じ計算結果となります。
なお、(CIF-COF-減価償却費)は営業利益になります。
(CIF-COF)×(1-税率)+減価償却費×税率
(CIF-COF-減価償却費)×(1-税率)+減価償却費
上記の計算式に当てはめる数値を用意しましょう。
(CIF-COF)は税引前キャッシュフロー900万円と問題文に記載があります。
(1-税率)は(1-0.3)より0.7
減価償却費は、設備1,500万円(耐用年数3年、残存価額ゼロ、定額法)より、500万円
これらを計算式に当てはめていきます。
900×0.7+500×0.3 ※最後の0.3は税率30%です。
630+150=780万円
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
正解です。
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