中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
企業経営理論 問14

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 企業経営理論 令和2年度(2020年) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

C.I.バーナードは、経営者の役割を論じるためには、組織についての理解が不可欠だとし、その要素を明らかにした。
バーナードが示した組織の要素として、最も適切なものはどれか。
  • 階層、分権化、統合化
  • 計画、指揮、統制
  • コミュニケーション、貢献意欲、共通目的
  • 責任と権限の一致、命令の一元性
  • 分業、専門化、調整

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この過去問の解説 (2件)

01

C.I.バーナードは、アメリカの経営学者で『経営者の役割』などの著作が有名です。

組織の3要素として、1、共通の目的、2、お互いの貢献意欲、3、コミュニケーションをあげています。

組織は、1、共通の目的をもち、2、お互いが貢献しようとする意欲をもち、3、相互に意識を伝達できる時に成立するとしています。

よって、正解は3です。

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02

コミュニケーション、貢献意欲、共通目的が正解の選択肢となります。

組織論のベーシックな内容が問われており、是非とも得点源としたい問題です。

コミュニケーション:各メンバー間の意思伝達

貢献意欲:組織の各メンバーが貢献しようとする意欲

共通目的:チーム全体で成し遂げようとする目標

選択肢1. 階層、分権化、統合化

上記説明より、不適切です。

選択肢2. 計画、指揮、統制

上記説明より、不適切です。

選択肢3. コミュニケーション、貢献意欲、共通目的

正解です。

選択肢4. 責任と権限の一致、命令の一元性

上記説明より、不適切です。

選択肢5. 分業、専門化、調整

上記説明より、不適切です。

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