中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
運営管理 問1

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和2年度(2020年) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

管理目標に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 産出された品物の量に対する投入された主原材料の量の比によって、歩留まりを求めた。
  • 産出量に対する投入量の比によって、生産性を求めた。
  • 単位時間に処理される仕事量を測る尺度として、リードタイムを用いた。
  • 動作可能な状態にある作業者が作業を停止している時間を、遊休時間として求めた。

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この過去問の解説 (3件)

01

管理目標に関する出題です。

選択肢の中から「最も適切なもの」を選択します。

1.誤っている。
歩留まりは算出された品物の量を投入された主原材料で除することで求めることが出来ます。
記述は分母分子が逆になっています。

2.誤っている。
生産性は産出量を投入量で除することで求めることが出来ます。
記述は分母分子が逆になっています。

3.誤っている。
「リードタイム」は商品を発注してから納入されるまでの調達時間や素材から完成品になるまでにかかる作業時間のことをいいます。
単位時間に処理される仕事量は「スループット」のことです。

4.正しい。
記述の通りです。

よって、選択肢4.が正答となります。

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02

管理目標に関する出題です。

各選択肢については、以下のとおりです。

1:誤りです。

正しくは、投入された主原材料の量に対する産出された品物の量の比です。

2誤りです。

分子と分母が逆です。

3誤りです。

記述の内容はリードタイムでなくスループットです。

4:正解です。

その通りです。


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03

管理目標に関する問題です。

 

各選択肢の日本語の記述だけでも、正答することは十分可能です。

選択肢1. 産出された品物の量に対する投入された主原材料の量の比によって、歩留まりを求めた。

歩留まりは、投入された主原材料の量に対する産出された品物の量の比によって求まります。

選択肢2. 産出量に対する投入量の比によって、生産性を求めた。

生産性は、投入量に対する産出量の比によって求まります。

選択肢3. 単位時間に処理される仕事量を測る尺度として、リードタイムを用いた。

本選択肢は、スループットの記述となります。

選択肢4. 動作可能な状態にある作業者が作業を停止している時間を、遊休時間として求めた。

正解の選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

複数の選択肢で「比」とありますが「比率」のことです。つまり、割り算になっているため、歩留まりと生産性については計算式を覚えていれば対応することができます。

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