中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
運営管理 問26
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和2年度(2020年) 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
中小企業庁『平成30年度商店街実態調査報告書』から確認できる記述として、最も適切なものはどれか。
- 1商店街当たりのチェーン店舗数は、前回調査(平成27年度調査)よりも減少している。
- 1商店街当たりの店舗数は、前回調査(平成27年度調査)よりも増加している。
- 外国人観光客の受け入れについては、過半数の商店街が取り組みを行っている。
- 商店街組織の専従事務職員は、0名の商店街の割合が最も低い。
- 商店街の業種別店舗数では、飲食店の割合が最も高い。
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この過去問の解説 (3件)
01
商店街実態調査報告書に関する出題です。
平成30年度商店街実態調査報告書は中小企業庁のホームページから確認することが出来ます。
選択肢の中から「最も適切なもの」を選択します。
選択肢1. ・・・ 誤っている。
中小企業庁ホームページより、1商店街当たりのチェーン店舗数は前回調査4.1店→今回調査5.7店へと増加しています。
選択肢2. ・・・ 誤っている。
中小企業庁ホームページより、1商店街あたりの店舗数は前回調査54.3店→今回調査50.7店と減少しています。
選択肢3. ・・・ 誤っている。
中小企業庁ホームページより、外国人観光客の受け入れについて、行っていない商店街:77.6%、行っている商店街:8.7%、と取り組んでいない商店街が多いことがわかります。
選択肢4. ・・・ 誤っている。
中小企業庁ホームページより、商店街組織の専従事務職員(パート、アルバイト含む)は0名の商店街の割合が74.8%と最も高くなっています。
選択肢5. ・・・ 正しい。
中小企業庁ホームページより、商店街の業種別店舗数は、飲食店が(32.2%)と最も多く、次いで衣料品・身の回り品店等(20.1%)、最寄品小売店(15.8%)となっています。
よって、選択肢5.が正答となります。
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02
『平成30年度商店街実態調査報告書』からの出題です。
報告書の内容をチェックしていなくても、各選択肢の「増加/減少」「高い/低い」の正誤判断がしやすいので、商店街についてのイメージがあれば正答することは可能です。
1商店街当たりのチェーン店舗数は、前回調査(平成27年度調査)よりも増加しています。
1商店街当たりの店舗数は、前回調査(平成27年度調査)よりも減少しています。
外国人観光客の受け入れについては、過半数の商店街が取り組みを行っていません。
商店街組織の専従事務職員は、0名の商店街の割合が最も高いです。
参考までに、商店街組織の専従事務職員が0名の商店街の割合は7割を超えています。
正解の選択肢となります。
中小企業経営・政策の科目で学びますが、飲食店の開廃業率が最も高いという知識があればイメージしやすいと思われます。
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03
中小企業庁『平成30年度商店街実態調査報告書』から確認できる記述として、最も適切なものを選びます。
商店街実態調査報告書は、中小企業庁が3年に1度全国の商店街に対して景況や直面している問題、取り組んでいる事業等について調査をしたものをまとめた報告書です。
調査結果については中小企業庁が下記URLにまとめてあります。
https://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2019/190426shoutengai.htm
この調査結果を基に最も適切な選択肢を選ぶことができます。
選択肢1 不適切です。
1商店街当たりのチェーン店舗数は、前回調査4.1店から今回調査5.3店と増加しています。よって不適切であると判断できます。
選択肢2 不適切です。
1商店街当たりの店舗数は、前回調査54.3店から今回調査50.7店と減少しています。よって不適切であると判断できます。
選択肢3 不適切です。
外国人観光客の受け入れについては、行っていない商店街が77.6%、行っている商店街が8.7と、取り組んでいない商店街が多いです。よって不適切であると判断できます。
選択肢4 不適切です。
商店街組織の専従事務職員は、0名の商店街が74.8%と過半数を超えており最も多いです。よって不適切であると判断できます。
選択肢5 適切です。
商店街の業種別店舗数では、飲食店の割合が32.2%と最も多いです。よって適切であると判断できます。
よって、選択肢5が最も適切であると判断できます。
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