中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
経営情報システム 問3
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和2年度(2020年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
オブジェクト指向の考え方は、情報システムの開発において最も重要なものの一つである。
オブジェクト指向のモデル化とプログラミングの基本に関する以下の文章の空欄A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
オブジェクト指向では、実世界をオブジェクトの観点からモデル化し、その結果をプログラミングによって実現する。モデル化の際は、おのおののオブジェクトを
[ A ]と状態で定義し、プログラミングの際は、[ A ]を手続きとして、状態はデータとして記述する。このとき、手続きを[ B ]と呼ぶ。[ B ]は、他のオブジェクトから送られてくる[ C ]によって起動する。つまり、[ C ]とは、そのオブジェクトへの仕事の依頼といえる。
また、プログラミングの際は、類似のオブジェクトをまとめて扱うことでプログラミングの効率を高めることができるので、プログラミングの対象は類似のオブジェクトの集まりである[ D ]となる。
オブジェクト指向のモデル化とプログラミングの基本に関する以下の文章の空欄A~Dに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
オブジェクト指向では、実世界をオブジェクトの観点からモデル化し、その結果をプログラミングによって実現する。モデル化の際は、おのおののオブジェクトを
[ A ]と状態で定義し、プログラミングの際は、[ A ]を手続きとして、状態はデータとして記述する。このとき、手続きを[ B ]と呼ぶ。[ B ]は、他のオブジェクトから送られてくる[ C ]によって起動する。つまり、[ C ]とは、そのオブジェクトへの仕事の依頼といえる。
また、プログラミングの際は、類似のオブジェクトをまとめて扱うことでプログラミングの効率を高めることができるので、プログラミングの対象は類似のオブジェクトの集まりである[ D ]となる。
- A:機能 B:メソッド C:メッセージ D:カプセル化
- A:機能 B:メソッド C:メッセージ D:クラス
- A:サブルーチン B:メッセージ C:メソッド D:クラス
- A:プロセス B:メッセージ C:メソッド D:カプセル化
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2.です。
オブジェクト指向プログラミングでは、関連する手続き(メソッド)とデータをグルーピング化してクラスとし、クラス間で通信させることで処理を実現します。
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02
オブジェクト指向に関する問題です。
A.オブジェクト指向では、モデル化の際は、おのおののオブジェクトを「機能」と状態で定義します。
B.機能を手続きとして、状態はデータとして記述することを、「メソッド」と呼びます。
C.オブジェクトへの仕事の依頼のことを、「メッセージ」と呼びます。
D.類似のオブジェクトの集まりのことを、「クラス」と呼びます。
上記説明より、不適切です。
正解です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
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03
オブジェクト指向に関する問題です。
「他のオブジェクトから送られてくる」ものが空欄Cだと記述されており、空欄Cから正誤判断すると対応しやすいと思われます。
空欄Cが定まれば空欄AとBも自ずと定まるため、空欄Dの正誤判断を残すのみとなります。空欄Dの直前にある「オブジェクトの集まり」という記述が正誤判断の決め手になります。
不適切な選択肢です。
正解の選択肢となります。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
【補足】
空欄Dの「カプセル化」とは、オブジェクトを作成することを意味します。
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