中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
中小企業経営・中小企業政策 問21
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和2年度(2020年) 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
わが国の特許出願総件数と中小企業の特許出願件数の推移を、特許庁「特許行政年次報告書2018年版」に基づき、2010年から2017年の期間について見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
- 特許出願総件数、中小企業の特許出願件数とも減少基調で推移している。
- 特許出願総件数、中小企業の特許出願件数とも増加基調で推移している。
- 特許出願総件数は減少基調、中小企業の特許出願件数は増加基調で推移している。
- 特許出願総件数は増加基調、中小企業の特許出願件数は減少基調で推移している。
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この過去問の解説 (3件)
01
2019年版中小企業白書 第3部 第1章 構造変化への対応 からの出題です
特許の出願件数についてです。
第 3-1-69 図は、我が国の特許出願件数と中小企業の特許出願件数の推移を表すグラフです。
この図によると2017年の我が国の特許出願件数は318,479件で、そのうち中小企業の件数は39,880件です。
2010年のそれぞれ344,598件、33,615件と比べても全体の出願件数が減少する中で、中小企業の出願件数は増加しています。
「日本経済の成長を牽引する上で、重要な知的財産である特許が全体として減少する中では、中小企業は少ないながらも頑張っています。」ということを白書の中ではアピールしています。
よって、正解は3
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02
2019年中小企業白書の第3-1-69図を参考に解説します。
同図において、特許出願総件数は減少基調、中小企業の特許出願件数は増加基調で推移しています。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
特許出願総件数と中小企業の出願件数が逆の推移を辿っているとおぼえておきましょう。
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03
特許に関する記述として、最も適切なものを選びます。
このデータは2019年度中小企業白書第3部第1章から見ることができます。以下のURLで見ることができます。
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2019/PDF/chusho/05Hakusyo_part3_chap1_web.pdf
2010年から2017年の期間について、特許出願総件数と中小企業の特許出願件数の推移は
「我が国の特許出願件数は2010年から漸減傾向にあるが、中小企業の特許出願件数は増加基調で推移している。」と記載されています。
つまり、特許出願総件数は減少基調、中小企業の特許出願件数は増加基調と移行です。
よって、選択肢3が最も適切であると判断できます。
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