中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
運営管理 問3
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和3年度(2021年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
生産現場におけるレイアウトのための分析手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- DI分析では、横軸に製品、縦軸に生産量をとり、グラフを作成する。
- SLPにおける相互関係図表は、アクティビティ間の立体的な大きさについて評価する。
- 流れ線図は、対象物の移動経路を工場配置図または機械配置図の上に、工程図記号を使って線図で記入し作成する。
- フロムツウチャートは、列を機械設備、行を製品とし、セルに各設備の生産量を示して作成する。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.誤り。DI分析では、横軸に距離、縦軸に関係強度をとります。
2.誤り。SLPにおける相互関係図表は、アクティビティ間の相互関連性について評価します。
3.正しい。流れ線図は、設備や建物のレイアウトに工程図記号を記入したもので、人や物のムダな動きなどを分析する流れ分析において使用されます。
4.誤り。フロムツウチャートは、列を後工程、行を前工程とし、セルに工程間の運搬回数を示して作成します。
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02
「生産現場におけるレイアウトのための分析手法」に関する問題です。
正解は3です。
1.× P-Q分析リストは、横軸に製品、縦軸に生産量をとり、グラフを作成します。
DI分析は、工程間の距離と関係強度の関係から工場内レイアウトを評価する分析手法です。
2.× SLP(システマティックレイアウトプランニング)は戦略的に工場のレイアウト配置を決定する手法です。
相互関係図表は、アクティビティ間の相互にどの程度結びつき(近接性の重要度)を評価します。
3.〇 問題文の通りです。
4.× フロムツーチャートは、生産工程の前工程と後工程の関係を定量化することで、工程間の相互関係を分析します。
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03
SLP(システマティックレイアウトプランニング)についての出題です。
各選択肢をそれぞれ解説します。
横軸に製品、縦軸に生産量をとるグラフはP-Q分析です。
DI分析とは距離(Distance)と強度(Intensity)の関係を分析する手法です。
そのため本選択肢は不正解です。
アクティビティ間の立体的な大きさではなく、平面的な大きさについて評価します。
そのため本選択肢は不正解です。
流れ線図の説明として適切であるため本選択肢が正解です。
フロムツウチャートは、工程間の相互関係を分析するために、それらの前後関係をマトリックスで表すものです。
そのため本選択肢は不正解です。
SLPは一次試験でも本問のように出題されますが、二次試験でも利用することが多い考え方です。
記憶しておくだけではなく、事例に合わせて活用できるように学習しておきましょう。
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