中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
運営管理 問14

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和3年度(2021年) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

流動数分析に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  流動数図表では、横軸は累積量である。
b  流動数図表では、縦軸は経過時間である。
c  累積流入量は常に累積流出量以上である。
d  流動数分析は見込生産と受注生産のいずれでも使える。

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この過去問の解説 (2件)

01

a.誤り。流動数図表の横軸は経過時間です。

b.誤り。流動数図表の縦軸は累積量です。

c.正しい。

d.正しい。流動数分析は、同じ製品を継続的に生産するような場合に、進度管理や問題のある工程の特定などに利用されていて、見込生産と受注生産のいずれでも使えます。

従って、4.が正解です。

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02

生産工程の進捗管理に用いられる流動数分析についての問題です。

累積受入数と累積払出数を折れ線グラフで図示したものです。

選択肢a:流動図表の横軸は経過時間のため本選択肢は誤りです。

選択肢b:流動図表の縦軸は累積量のため本選択肢は誤りです。

選択肢c:累積流入量は常に累積流出量以上のため本選択肢は正しいです。

選択肢d:見込生産と受注生産のどちらの進捗管理に活用できるため正しいです。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤 b誤: c:正 d:正のため本選択肢は不正解です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤 b誤: c:正 d:正のため本選択肢は不正解です。

選択肢3. a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤 b誤: c:正 d:正のため本選択肢は不正解です。

選択肢4. a:誤  b:誤  c:正  d:正
  • a:誤 b誤: c:正 d:正のため本選択肢は正解です。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤 b誤: c:正 d:正のため本選択肢は不正解です。

まとめ

流動数図表の2つの折れ線グラフの開き具合によって、作業の進捗度合いを把握します。

開き具合の意味は見込生産と受注生産で異なります。

見込生産においては縦方向のグラフの開きは製品在庫量を意味し、横方向のグラフの開きは製品在庫期間を表します。

受注生産においては縦方向は受注残を意味し、横方向の開きは平均納期を表します。

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