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中小企業診断士の過去問 令和3年度(2021年) 運営管理 問16

問題

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職務設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
職務設計においては、高生産性と同時に作業者のモラールの向上が実現されるように、作業者に分担させる仕事の内容を計画しなければならない。
   2 .
職務設計においては、作業者の心理的要因を十分考慮し、「仕事を人に合わせる」という考え方ではなく、「仕事に人を合わせる」というアプローチが必要とされる。
   3 .
多工程持ちは変種変量生産への対応において効果的な方策であるが、作業者には負担感が大きく、モラールを低下させる1つの要因となる。
   4 .
フォードシステムを導入することにより、流れ作業と分業化によって作業の効率化が進められると同時に、職務拡大や職務充実が図られる。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和3年度(2021年) 問16 )
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この過去問の解説 (2件)

10

1.正しい。

2.誤り。職務設計においては、「仕事を人に合わせる」というアプローチが必要とされます。

3.誤り。多工程持ちについて、作業者は単調感や疎外感を感じにくくなり、モラールを高める要因になります。

4.誤り。フォードシステムとは、生産の標準化とコンベヤーによる流れ作業を活用した大量生産方式のことです。従って、職務拡大や職務充実は図られません。

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7

職務設計についての問題です。

職務設計とは従業員にどのような意図で、どのような業務を分担させるのか設計することです。

選択肢1. 職務設計においては、高生産性と同時に作業者のモラールの向上が実現されるように、作業者に分担させる仕事の内容を計画しなければならない。
  • 職務設計は生産性だけではなく作業者のモラール向上も目的としているため本選択肢は正解です。

選択肢2. 職務設計においては、作業者の心理的要因を十分考慮し、「仕事を人に合わせる」という考え方ではなく、「仕事に人を合わせる」というアプローチが必要とされる。
  • 職務設計の目的には作業者のモラール向上もあります。そのため「仕事を人に合わせる」という人を主体にした考え方が必要となるため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. 多工程持ちは変種変量生産への対応において効果的な方策であるが、作業者には負担感が大きく、モラールを低下させる1つの要因となる。
  • 多工程持ちのためモラールが低下するとなっている点が誤りのため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. フォードシステムを導入することにより、流れ作業と分業化によって作業の効率化が進められると同時に、職務拡大や職務充実が図られる。
  • フォードシステムコンベアーを活用した流れ作業による大量生産方式のことです。他の作業を経験して多能工化を図る業務拡大や、現在の作業よりもレベルが高い作業に挑戦させる職務充実の効果が得られるとは考えにくいです。そのため本選択肢は不正解です。

まとめ

職務設計は業務の効率化だけではなく、作業者のモラールを向上させることで、作業者が積極的に業務に取り組んで能力を最大限に発揮できた結果、生産性が向上するとする考え方です。

そのため職務設計では、仕事を人に合わせると言うアプローチや、職務拡大と職務充実、配置転換で様々な部署で経験を積ませるジョブローテションを行います。

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