中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
経営情報システム 問10
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和3年度(2021年) 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
ある中小企業における今週のA部門とB部門の販売実績は、販売実績表A、販売実績表Bのとおりであった。UNION句を用いて2つの表を1つにまとめたい。
そのためのSQL文として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
そのためのSQL文として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
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この過去問の解説 (3件)
01
SQLの問題です。基本的な内容になりますので、簡単なデータベース言語は扱えるようにしておいてください。
SQLには3つの言語があります。データ定義言語、データ操作言語、データ制御言語です。定義、制御については少し専門的になりますが、データ操作言語はよく使われるものになります。
以下、簡単に構文の説明をします。
SELECT ○○ FROM △△ は基本的な形になります。△△データベースから○○を選んでくるというものです。
販売単価*販売数量 as 売上高 とありますが、これは、販売数量×販売単価の計算結果を売上高という新しいデータ項目を設定して、そのデータとして表記するという内容になります。
unionは2つの結果をつなげる構文になります。この時に気を付けるのは、全く同じ表記のものをつなげる必要があるということです。
以上の知識を用いて、選択肢を見ていきます。
1は販売実績表Aから新たに定義した売上高項目が販売実績表Bにはないので、つなげることができません。
2はつなげることができ、販売実績表A、Bから同じデータベースを作ってつなげていますので、正しい内容となっています。
3は後半のSELECT文がどこからデータを抽出するかの定義がなされていません。
4はFROM文を無理やり2つのデータベースから取得する記載になっているため、どのデータを取るべきかがわからないため、誤っています。
5も4と同様です。
よって正解は2となります。
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02
SQLにおけるunionは2つ以上のSELECT文を結合する場合に使用します。
unionでSELECT句を結合する場合にSELECTの中にある数や型、文字数などが全て同じである必要があります。
・基本的な形
SELECT カラムA FROM テーブルA
UNION
SELECT カラムB FROM テーブルB;
従って、正解は2.となります。
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03
SQL文に関する問題です。
問われている内容は「UNION句を用いて2つの表を1つにまとめたい」というシンプルなものであり、それほど難しくはありませんが、解答群の情報量が多く正誤判断に時間がかかるため、焦ってミスをしてしまう可能性が高いと思われます。
「UNION句を用いて2つの表を1つにまとめたい」わけですから、2つとも全く同じ記述をしているSQL文をUNIONさせれば良いだけです。
(念のため2つの表を確認すると、どちらの表も項目が一致していることが分かります)
不適切な選択肢です。
正解の選択肢となります。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
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