中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
中小企業経営・中小企業政策 問4(2)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和3年度(2021年) 問4(2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

総務省「平成26年経済センサス-基礎調査」、総務省・経済産業省「平成24年、28年経済センサス-活動調査」に基づき、2012年から2016年にかけて存続した企業( 存続企業 )における企業規模間の移動状況を見た場合、企業規模に変化のない企業が存続企業全体の約( A )%を占め、企業規模を拡大した企業( 規模拡大企業 )数は企業規模を縮小した企業( 規模縮小企業 )数を( B )。
規模拡大企業の内訳を見ると、ほとんどが( C )への拡大で占められている。また、規模縮小企業の内訳を見ると、ほとんどが( D )への縮小で占められている。
なお、企業規模間の移動は小規模企業、中規模企業、大企業で見るものとし、中規模企業は小規模企業以外の中小企業を指すものとする。企業規模区分は中小企業基本法に準ずるものとする。

文中の空欄CとDに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
  • C:小規模企業から中規模企業  D:大企業から中規模企業
  • C:小規模企業から中規模企業  D:中規模企業から小規模企業
  • C:中規模企業から大企業  D:大企業から中規模企業
  • C:中規模企業から大企業  D:中規模企業から小規模企業

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この過去問の解説 (3件)

01

2012年から2016年にかけて存続した企業における企業規模間の移動状況を見ると、存続企業の約95%に当たる281.3万者については規模の変化がありません。

一方、規模を拡大させた企業が7.3万者、規模を縮小させた企業が6.7万者存在し、それらのうちほとんどが小規模企業から中規模企業への拡大、中規模企業から小規模企業への縮小で占められています。

従って、2.が正解です。

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02

2020年度中小企業白書によると、

規模拡大の内訳は、

小規模→中規模 7.2万者

中規模→大企業 0.1万者

小規模→大企業 47者

規模縮小の内訳は、

中規模→小規模 6.6万者

大企業→中規模 0.1万者

大企業→小規模 49者

となっています。

選択肢1. C:小規模企業から中規模企業  D:大企業から中規模企業

上記説明より、不適切です。

選択肢2. C:小規模企業から中規模企業  D:中規模企業から小規模企業

正解です。

選択肢3. C:中規模企業から大企業  D:大企業から中規模企業

上記説明より、不適切です。

選択肢4. C:中規模企業から大企業  D:中規模企業から小規模企業

上記説明より、不適切です。

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03

答え:2

2020年版の中小企業白書の、第1-3-4図を参照してください。

規模を拡大させた企業 7.3万者のうち、小規模から中規模への移動が 7.2万者を占めています。また、規模を縮小させた企業 6.7万者のうち、中規模から小規模への移動が 6.6万者を占めています。

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