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中小企業診断士の過去問 令和4年度(2022年) 運営管理 問15

問題

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作業標準に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  作業標準の作成に当たっては、最善な作業方法で実行可能で、目的や目標値が具体的であることが重要であり、状況が変化した場合には常に改定されなければならない。
b  作業標準では、加工・組立・検査・準備段取作業などの直接的な作業に関する作業方法が規定されており、運搬や保全、異常処理作業などの間接的な作業に関する作業方法は含まれない。
c  作業標準は標準作業に基づいて作成されるもので、作業者の教育・訓練の基礎資料であるため、個別生産方式の職場では作成されない。
d  作業標準は文書化して保存しておくことが必要で、VTRや動画は現場の教育用として補助的に利用するものであり、正式な作業標準には含まれない。
   1 .
a:正  b:正  c:正  d:誤
   2 .
a:正  b:誤  c:正  d:誤
   3 .
a:正  b:誤  c:誤  d:誤
   4 .
a:誤  b:正  c:誤  d:正
   5 .
a:誤  b:誤  c:誤  d:正
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和4年度(2022年) 問15 )
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この過去問の解説 (2件)

7

正解は3です。

a.作業標準は、作業者による作業方法のバラつきを最小限にすることで、製品やサービスの品質の改善、業務の効率化を図るもので、これまでの改善の結果、最善のものである必要があります。

そのため、状況に応じて常に改善することが必要です。

b.作業標準では、直接的な作業に関することだけではなく、間接的な作業に関しても作業方法を含めることが重要です。

c.作業標準は、作業者の教育・訓練の基礎資料であるだけでなく、標準化されたマニュアルとしても使用されます。

そのため、個別生産方式でも有効です。

d.作業標準を補完するような写真やイラスト、動画は、作業標準を効率的に理解するのに適しています。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

作業標準とは以下のように定義されています。

「製品又は部品の各製造工程を対象に、作業条件、作業方法、管理方法、使用材料、使用設備、作業要領などに関する基準を規定したものである。」

対象の作業現場で保有している作業者の技能や設備で、経済的に所定の品質の製品を完成できる方法を定めることといえます

各選択肢について解説します。

a:選択肢の内容は作業標準についてまとめて記述されたものであるため本選択肢は正しいです。

b:選択肢にある運搬や保全、異常処理作業などの間接的な作業は準備段取り作業として作業標準に含まれるため、本選択肢は誤りです。

c:選択肢の前半、標準作業に基づくものと基礎資料である点は正しいのですが、個別生産方式でも作業標準は作成されるべきものであるため、本選択肢は誤りです。

d:VTRや動画も作業標準に含まれると考えられるため、本選択肢は誤りです。

選択肢1. a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:正 b:誤 c:誤 d:誤であるため本選択肢は不正解です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:誤

a:正 b:誤 c:誤 d:誤であるため本選択肢は不正解です。

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤  d:誤

a:正 b:誤 c:誤 d:誤であるため本選択肢が正解です。

選択肢4. a:誤  b:正  c:誤  d:正

a:正 b:誤 c:誤 d:誤であるため本選択肢は不正解です。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:誤  d:正

a:正 b:誤 c:誤 d:誤であるため本選択肢は不正解です。

まとめ

選択肢cに出てきていますがよく似た言葉として標準作業があります。

両者は別の考え方ですが密接に関係しています。標準作業を行うための条件のことを作業標準として定めています。

混同しそうになりますが、両者は別のものと規定されているため注意が必要です。

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