中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
経営情報システム 問3
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和4年度(2022年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
プログラミング言語には多くの種類があり、目的に応じて適切な選択を行う必要がある。
プログラミング言語に関する記述として、最も適切なものはどれか。
プログラミング言語に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- JavaScriptはJavaのサブセットであり、HTMLファイルの中で記述され、動的なWebページを作成するために用いられる。
- Perlは日本人が開発したオブジェクト指向言語であり、国際規格として承認されている。
- PythonはLISPと互換性があり、機械学習などのモジュールが充実している。
- Rは統計解析向けのプログラミング言語であり、オープンソースとして提供されている。
- Rubyはビジュアルプログラミング言語であり、ノーコードでアプリケーションソフトウェアを開発することができる。
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この過去問の解説 (3件)
01
プログラミング言語に関する問題です。
JavaScriptは、Javaとは互換性がありません。「HTMLファイルの中で記述され、動的なWebページを作成するために用いられる。」という記述は正しいです。
Perlは、ラリー・ウォールによって開発されたプログラミング言語で、テキストの検索や抽出、レポート作成に向いた言語です。
Pythonは、LISPと互換性がありません。
Pythonは、コードがシンプルで扱いやすいことや、汎用性が高いことなどから、機械学習などで利用されている言語です。
正解です。
Rは、統計解析に特化したプログラミング言語で、オープンソースで利用可能です。
Rubyは、ビジュアルプログラミング言語ではなく、オブジェクト指向プログラミングを実現するための言語です。
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02
プログラミング言語に関する問題です。
サブセットとは、一部分、部分集合、下位集合といった意味です。JavaScriptはJavaを参考にしていますが、互換性はなくサブセットとはいえません。したがって、不適切です。
日本人が開発したオブジェクト指向言語は、Rubyです。したがって、不適切です。
PythonはLISPと互換性はありません。したがって、不適切です。
その通りです。
Rubyはスクリプト言語です。また、ノーコードでアプリケーションソフトウェアを開発することもできません。したがって、不適切です。
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03
プログラミング言語には様々な種類がありますが、大別すると実行形式においてインタープリタ型とコンパイル型に分類できます。
他にはオブジェクト指向型と非オブジェクト指向型といった分類もあります。
各選択肢をそれぞれ解説します。
JavaScriptはHTMLファイルの中で動的なWebページを作成することを目的に記述されます。
Javaの名称が入っているので誤解しやすいですが、Java言語とは無関係です。
そのため本選択肢は不正解です。
Perlを開発したのはラリー・ウォールで日本人ではありません。
選択肢の内容に合致するプログラミング言語はRubyです。
そのため本選択肢は不正解です。
Pythonは機械学習などのモジュールが充実している点は正しいのですが、LISPとの互換性はありません。
そのため本選択肢は不正解です。
Rの説明として適切な内容であるため、本選択肢が正解です。
ビジュアルプログラミング言語は、プログラムをテキストではなく、視覚的なオブジェクトで構築するプログラミング言語のことです。
Rubyはオブジェクト指向言語であり、コードが必要であるため本選択肢は不正解です。
例年プログラミング言語に関して出題されているため対策しておく必要があります。
近年では、プログラミングの知識がなくてもソフトの開発などができるノーコードや、少ない行数でプログラミングができるローコードといった技術も普及しています。
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