中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
経営情報システム 問15
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和4年度(2022年) 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
機械学習の手法に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。
a クラスタリングはカテゴリ型変数を予測する手法であり、教師あり学習に含まれる。
b クラスタリングはデータをグループに分ける手法であり、教師なし学習に含まれる。
c 分類はカテゴリ型変数を予測する手法であり、教師あり学習に含まれる。
d 分類はデータをグループに分ける手法であり、教師あり学習に含まれる。
e 回帰はデータをグループに分ける手法であり、教師なし学習に含まれる。
a クラスタリングはカテゴリ型変数を予測する手法であり、教師あり学習に含まれる。
b クラスタリングはデータをグループに分ける手法であり、教師なし学習に含まれる。
c 分類はカテゴリ型変数を予測する手法であり、教師あり学習に含まれる。
d 分類はデータをグループに分ける手法であり、教師あり学習に含まれる。
e 回帰はデータをグループに分ける手法であり、教師なし学習に含まれる。
- aとd
- aとe
- bとc
- bとd
- cとe
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この過去問の解説 (3件)
01
機械学習とは、マシーンラーニングとも呼ばれているAIの人間の学習に相当する部分のことです。
一定の計算方法に基づいて入力されたデータからAIがパターンやルールを発見して、新たに入力されたデータにそれを当てはめて識別や予測などを行うことです。
機械学習の中には教師あり学習と教師なし学習があります。
教師あり学習とは、事前に与えられたデータを例題とみなして、それをガイドに学習する手法です。
教師なし学習とは、与えられたデータを外的基準なしに分類などをすることです。
上記をふまえて各選択肢をみていきます。
a:クラスタリングとは、与えられたデータを外的基準なしに自動的分類する手法であるため、教師なし学習に該当します。
そのため本選択肢は誤っています。
b:クラスタリングの説明として適切なため、本選択肢は正しいです。
c:分類の説明として適切なため、本選択肢は正しいです。
d:データをグループに分ける手法は分類ではなくクラスタリングに該当します。
そのため本選択肢は誤っています。
e:回帰は連続する値を予測する手法で、教師あり学習に含まれます。
そのため本選択肢は誤っています。
正しい選択肢の組み合わせは、 bとc です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
AIは注目度が高い分野であるため、今後も出題されると予想できるため学習しておく必要があります。
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02
「教師あり学習」とは、車、犬といった画像を入力データとして与え、その画像に対する正解も設定します。「教師あり学習」の特徴には、回帰や分類があります。
「教師なし学習」は、正解を設定しないで、データのみを与えます。そのため、正解の設定は人間が行います。「教師なし学習」の特徴には、クラスタリング、異常検知、次元削減があります。
冒頭の解説から、aのクラスタリングは教師なし学習であるため、不適切です。
また、dの分類はデータをグループに「分ける」手法ではありません。グループ分けの手法はクラスタリングになります。したがって、不適切です。
冒頭の解説から、aのクラスタリングは教師なし学習であるため、不適切です。
また、eは教師あり学習であるため、不適切です。
正解の選択肢になります。
dの分類はデータをグループに「分ける」手法ではありません。グループ分けの手法はクラスタリングになります。したがって、不適切です。
冒頭の解説から、eは教師あり学習であるため、不適切です。
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03
機械学習のうち、
教師あり学習とは、学習データに正解を与えた状態で学習させる手法のことで、正解・不正解が明確な問題の解決に利用できる学習手法です。
教師なし学習とは、学習データに正解を与えない状態で学習させる手法のことで、予測や判定の対象となる正解が存在しません。
a.クラスタリングとは、データ間の類似度にもとづいて、データをグループ分けする手法のことで、教師なし学習です。
b.適切です。
c.適切です。分類は、教師あり学習です。
d.分類は、データをグループに分ける手法ではありません。
e.回帰は、連続する値を予測する手法で、教師あり学習です。
上記説明より、a、dともに不適切です。
上記説明より、a、eともに不適切です。
正解です。
上記説明より、dは不適切です。
上記説明より、eは不適切です。
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