中小企業診断士の過去問
令和4年度(2022年)
経営情報システム 問17
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和4年度(2022年) 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
情報セキュリティマネジメントにおいては、情報セキュリティリスクアセスメントの結果に基づいて、リスク対応のプロセスを決定する必要がある。
リスク対応に関する記述とその用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a リスクを伴う活動の停止やリスク要因の根本的排除により、当該リスクが発生しない状態にする。
b リスク要因の予防や被害拡大防止措置を講じることにより、当該リスクの発生確率や損失を減じる。
c リスクが受容可能な場合や対策費用が損害額を上回るような場合には、あえて何も対策を講じない。
d 保険に加入したり、業務をアウトソーシングするなどして、他者との間でリスクを分散する。
リスク対応に関する記述とその用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a リスクを伴う活動の停止やリスク要因の根本的排除により、当該リスクが発生しない状態にする。
b リスク要因の予防や被害拡大防止措置を講じることにより、当該リスクの発生確率や損失を減じる。
c リスクが受容可能な場合や対策費用が損害額を上回るような場合には、あえて何も対策を講じない。
d 保険に加入したり、業務をアウトソーシングするなどして、他者との間でリスクを分散する。
- a:リスク移転 b:リスク低減 c:リスク回避 d:リスク保有
- a:リスク移転 b:リスク保有 c:リスク回避 d:リスク低減
- a:リスク回避 b:リスク移転 c:リスク保有 d:リスク低減
- a:リスク回避 b:リスク低減 c:リスク保有 d:リスク移転
- a:リスク低減 b:リスク回避 c:リスク移転 d:リスク保有
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
リスクアセスメントとは、想定できるリスクの特定を行ない、特定されたリスクを分析して発生頻度や発生時の被害などを評価するプロセスです。
次に、リスク対応とはリスクアセスメントで評価された発生確率や発生時の被害から、リスクへの対応を決定するもので、本問で問われている4つの項目に分類できます。
a:リスク回避に該当します。
リスク回避とは、リスクを発生させる要因そのものを取り除く対応のことです。
b:リスク低減に該当します。
リスク低減とは、リスクの発生確率を下げたり、発生した際の被害を低減させるといった対応です。
c:リスク保有に該当します。
リスク保有はあえて対策は取らずに、その状態を受け入れることです。
リスクが受容可能であったり、対策費用が莫大になる場合に選択されます。
d:リスク移転に該当します。
リスク移転とは、リスクを自組織外に移転する対策です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
基本的な内容を問う出題であり、落ち着いて取り組んで選択肢を絞り込んでいけば、十分に正答できる内容でした。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
リスク移転…リスクを外部に移すこと、すなわち、外部の機能を利用してリスクを分散することです。
リスク回避…リスクを避けること、すなわち、リスクが発生しないようにすることです。
リスク低減…リスクを減らすこと、すなわち、リスクは発生するが、極力小さくすることです。
リスク保有…リスクを有したままにすること、すなわち、そのリスクへ対応することの効果が、損害が発生したことによる費用より小さければ、そのままにしておくことです。
a.リスク回避の説明です。
b.リスク低減の説明です。
c.リスク保有の説明です。
d.リスク移転の説明です。
上記説明より、aはリスク回避、cはリスク保有、dはリスク移転の説明です。
上記説明より、aはリスク回避、bはリスク低減、cはリスク保有、dはリスク移転の説明です。
上記説明より、bはリスク低減、dはリスク移転の説明です。
正解です。
上記説明より、aはリスク回避、bはリスク低減、cはリスク保有、dはリスク移転の説明です。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
03
a〜dの記述から、「移転」「低減」「回避」「保有」に分類することが可能です。
a→「回避」(リスクが発生しない状態にする)
b→「低減」(リスクの発生確率や損失を減じる)
c→「保有」(あえて何も対策を講じない)
d→「移転」(他者との間でリスクを分散する)
※保有を言い換えると、「避けない」「減らさない」「移さない」とも言えるので、現状維持と読み換えても良いでしょう。
aは、「回避」(リスクが発生しない状態にする)です。
cは、「保有」(あえて何も対策を講じない)です。
dは、「移転」(他者との間でリスクを分散する)です。
aは、「回避」(リスクが発生しない状態にする)です。
bは、「低減」(リスクの発生確率や損失を減じる)です。
cは、「保有」(あえて何も対策を講じない)です。
dは、「移転」(他者との間でリスクを分散する)です。
bは、「低減」(リスクの発生確率や損失を減じる)です。
dは、「移転」(他者との間でリスクを分散する)です。
正解の選択肢となります。
aは、「回避」(リスクが発生しない状態にする)です。
bは、「低減」(リスクの発生確率や損失を減じる)です。
cは、「保有」(あえて何も対策を講じない)です。
dは、「移転」(他者との間でリスクを分散する)です。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問16)へ
令和4年度(2022年)問題一覧
次の問題(問18)へ