中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
運営管理 問3
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度(2023年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
VEにおける製品の機能に関する以下の文章の空欄A~Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
VEでは機能を、性質、重要度、必要性など使用者の視点から分類している。機能の性質から見ると、製品やサービスの使用目的に関わる( A )機能と、製品の形や色彩、つまりデザイン的な特徴からくる( B )機能に分類される。機能の重要度から見ると、果たすべき複数の機能のうち最も目的的な( C )機能と、( C )機能を達成するための手段的かつ補助的な( D )機能に分類される。機能の必要性から見ると、使用者や顧客が必要とする必要機能と、使用者や顧客が必要としない不必要機能に分類される。
VEでは機能を、性質、重要度、必要性など使用者の視点から分類している。機能の性質から見ると、製品やサービスの使用目的に関わる( A )機能と、製品の形や色彩、つまりデザイン的な特徴からくる( B )機能に分類される。機能の重要度から見ると、果たすべき複数の機能のうち最も目的的な( C )機能と、( C )機能を達成するための手段的かつ補助的な( D )機能に分類される。機能の必要性から見ると、使用者や顧客が必要とする必要機能と、使用者や顧客が必要としない不必要機能に分類される。
- A:基本 B:二次 C:使用 D:魅力(貴重)
- A:基本 B:二次 C:魅力(貴重) D:使用
- A:使用 B:二次 C:基本 D:魅力(貴重)
- A:使用 B:魅力(貴重) C:基本 D:二次
- A:魅力(貴重) B:使用 C:基本 D:二次
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
VEにおける製品の機能に関する問題です。
本問では、「機能」についての説明を正しく理解することが求められています。
A:製品やサービスの使用目的に関わる機能→使用機能
B:製品の形や色彩などのデザイン的な特徴による機能→魅力(貴重)機能
C:果たすべき複数の機能のうち最も目的的な機能→基本機能
D:Cの機能を達成するための手段的かつ補助的な機能→二次機能
まず、使用機能と基本機能の説明を理解しましょう。使用機能と基本機能が欠けた製品は、製品としての存在価値がなくなるためです。
本年度の企業経営理論でも似たような出題があり、時計の例を挙げていますが、「時を刻む」ことが時計の基本機能であり、「時を知る」ことが使用機能になります。時刻を表示する機能がない、正しく時を刻むことができないといった本来の役割を果たすことができない時計には、時計としての存在価値はありません。
A~Dすべて誤りです。
A~Dすべて誤りです。
BとDが誤りです。
正解の選択肢となります。
AとBが誤りです。
参考になった数6
この解説の修正を提案する
02
正解は、「A:使用 B:魅力(貴重) C:基本 D:二次」です。
【基礎知識】
VEでは、
機能 ÷ コスト = 価値
とし、価値を上げていくことを考えていきます。
VEにおける機能は以下の様に分解して考えていきます。
〇性質による分類
使用機能:製品やサービスを利用するために備えておくべき機能
貴重機能:製品の意匠、外観など、顧客に魅力を感じさせる機能
〇重要性による分類
基本機能(一次機能):その機能を除くとその対象の存在価値がなくなる機能
補助機能(二次機能):基本機能を達成するための手段的、補助的機能
〇必要性による分類
必要機能:製品・サービスの顧客が必要とする機能
不必要機能:製品・サービスの顧客が必要としない機能
コストは開発から廃棄までのライフサイクルコストをベースに考えていきます。
【選択肢評価】
A 使用 B 魅力(貴重)
性質からの分類ですので、この2つの機能になります。
C 基本 D 二次
重要度からの分類ですので、基本と二次(補助)機能になります。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
VEにおける製品の機能に関する問題です。
A.製品やサービスの使用目的に関わる機能:使用機能
B.製品の形や色彩、つまりデザイン的な特徴からくる機能:魅力(貴重)機能
C.果たすべき複数の機能のうち最も目的的な機能:基本機能
D.基本機能を達成するための手段的かつ補助的な機能:二次機能
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問2)へ
令和5年度(2023年)問題一覧
次の問題(問4)へ