中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
運営管理 問7
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度(2023年) 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
以下のストラクチャ型部品表に基づいた記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
- 製品Xを10個生産するために、部品Bは10個必要である。
- 製品Xを10個生産するために、部品Cは40個必要である。
- 製品Xを10個生産するために、部品Dは40個必要である。
- 部品Bを20個生産するために、部品Cは40個必要である。
- 部品Bを20個生産するために、部品Dは60個必要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
ストラクチャ型部品表に関する問題です。
【表1】製品Xの部品構成(1個あたり)
子部品A:1
子部品B:2(子部品C×1、子部品D×2から構成されている→表2)
子部品C:2
子部品D:2
【表2】子部品Bの部品構成(1個あたり)
子部品C:1
子部品D:2
上記から、製品Xを1個生産するために必要な子部品の数量は、以下の通りです。
製品X=(子部品A×1)+(子部品B×2)+(子部品C×2)+(子部品C×1×2 ※表2)+(子部品D×2)+(子部品D×2×2 ※表2)
子部品A:1
子部品B:2
子部品C:4
子部品D:6
製品Xを10個生産するために、部品Bは20個必要です。
正解の選択肢となります。
製品Xを10個生産するために、部品Dは60個必要です。
部品Bを20個生産するために、部品Cは20個必要です。
部品Bを20個生産するために、部品Dは40個必要です。
【補足】
部品の種類や点数が多いわけではなく、特に込み入った内容ではありませんが、運営管理は試験時間90分で40問程度をこなさなければならないため、マークの塗り間違いなど見直し・確認の時間も考慮すると1問に投入できる時間は最大で2分までとなります。
そのため、過去問を繰り返し解いて、2分以内で正答に辿り着けるような手順を身に付けることが必要になります。
また、正答を導き出すだけではなく、不適切な選択肢を排除することで正答に至る手順も身に付けることができれば、正答の確率を高めることができます。
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02
ストラクチャ型部品表に基づいた記述に関する問題です。
製品Xの部品構成
子部品A:1
子部品B:2
子部品C:2
子部品D:2
子部品Bの部品構成
子部品C:1
子部品D:2
不適切です。
製品X1個を生産するのに部品Bは2個必要ですので、製品Xを10個生産するためには、部品Bは20個必要です。
適切です。
製品X1個を生産するのに部品Bは2個、部品Cは2個必要です。部品Bを生産するのに部品Cが1個必要となりますので、製品Xを10個生産するためには、部品B20個と部品C20個必要です。よって、部品Cは40個必要となります。
不適切です。
製品X1個を生産するのに部品Bは2個、部品Dは2個必要です。部品Bを生産するのに部品Dが2個必要となりますので、製品Xを10個生産するためには、部品B20個と部品D20個必要です。よって、部品Dは60個必要となります。
不適切です。
部品Bを生産するのに部品Cが1個必要となりますので、部品B20個を生産するのに部品Cが20個必要となります。
不適切です。
部品Bを生産するのに部品Dが2個必要となりますので、部品B20個を生産するのに部品Dが40個必要となります。
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03
正解は、「製品Xを10個生産するために、部品Cは40個必要である。」です。
【基礎知識】
製品Xと部品の関係は、以下の通りです。
X - A 1個
B 2個 - C 2個
D 4個
C 2個
D 2個
誤り。製品Xを10個生産するためには、部品Bは2個×10個=20個必要です。
正しい。記載の通りです。
誤り。製品Xを10個生産するためには、部品Dは6個×10個=60個必要です。
誤り。部品Bを20個生産するためには、部品Cは1個×20個=20個必要です。
誤り。部品Bを20個生産するためには、部品Dは2個×20個=40個必要です。
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