中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
運営管理 問12
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度(2023年) 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
品質改善に関する以下の文章において、空欄A~Cに入る品質管理に用いる技法の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
ある職場において不適合品の多発という問題が起きている。問題とその要因の関係を明らかにするために( A )を作成した。その結果から、問題を解決するための手段の候補を明らかにすることで、( B )を作成した。実際に、問題解決に向けた対策の実行スケジュールを決めるためにアローダイアグラムを作成し、さらに、想定外の事態などが起きた場合に備えて( C )を用いた検討を行った。
ある職場において不適合品の多発という問題が起きている。問題とその要因の関係を明らかにするために( A )を作成した。その結果から、問題を解決するための手段の候補を明らかにすることで、( B )を作成した。実際に、問題解決に向けた対策の実行スケジュールを決めるためにアローダイアグラムを作成し、さらに、想定外の事態などが起きた場合に備えて( C )を用いた検討を行った。
- A:親和図 B:系統図 C:PDPC法
- A:親和図 B:系統図 C:マトリックス図
- A:親和図 B:散布図 C:管理図
- A:連関図 B:系統図 C:PDPC法
- A:連関図 B:散布図 C:マトリックス図
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この過去問の解説 (1件)
01
品質管理に利用する新QC7つ道具についての知識を問う問題です。
正しい選択肢を解説します。
Aに該当するのは、連関図です。
連関図は問題をデータに基づいて因果関係を明らかにする手法です。
Bに該当するのは、系統図です。
系統図は問題の解決ために必要な手段を段階的に設定していきます。
連関図で明らかになった問題を解決する手段を模索するために用いられます。
Cに該当するのは、PDPC法です。
問題解決のためのスケジュールを決定しても、その計画通りに進むとは限りません。
不測の事態に備えて、スケジュールに影響を与える事態を想定し、事前に回避策を計画に折り込むのがPDPC法です。
正しい選択肢の組み合わせは、 A:連関図 B:系統図 C:PDPC法 です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
本選択肢は不正解です。
選択肢に出てきた散布図とマトリックス図について簡単に解説します。
散布図はQC7つ道具の一つであり、2つ以上の変数の相関関係を可視化する特性を活用して製品の品質とそれ以外の要因の関係を評価することなどに利用します。
マトリックス図は新QC7つ道具の一つであり、要素間の関係や相互作用を行と列の形式で表した図です。品質管理のプロセスを俯瞰的に把握するために利用されます。
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