中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
運営管理 問39

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度(2023年) 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

JANシンボルに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • JANシンボルとは、日本独自の呼び方であり、国際的にはEANシンボルと呼ばれている。
  • JANシンボルのマーキングの際には、左右における余白の大きさに、定められた決まりはない。
  • 赤色の照射光を使用するバーコードスキャナーでは、黒色よりも赤色でマーキングされたJANシンボルの方が、読み取りエラーが少ない。
  • トランケーションとはJANシンボルのバーの高さを削ることをいい、JISで定められている規格であり、海外に輸出する商品でも用いることができる。
  • 汎用プリンターでマーキングしたJANシンボルは、バーコードスキャナーで読み取ることができない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

JANシンボルについての基本的な知識を問う問題です。

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. JANシンボルとは、日本独自の呼び方であり、国際的にはEANシンボルと呼ばれている。

適切な内容であるため、本選択肢が正解です。

選択肢2. JANシンボルのマーキングの際には、左右における余白の大きさに、定められた決まりはない。

様々なメーカーの商品を多様なスキャナーで読み取れるように、細かく規則が定められています。

JANシンボルの余白には、JANシンボルの始まりと終わりを表す意味があり余白の横幅の大きさが定められています

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢3. 赤色の照射光を使用するバーコードスキャナーでは、黒色よりも赤色でマーキングされたJANシンボルの方が、読み取りエラーが少ない。

赤色の照射光を使用するバーコードスキャナーで、赤色のJANシンボルを読み取ろうとしても赤色と白色の区別ができないので読み取れません

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢4. トランケーションとはJANシンボルのバーの高さを削ることをいい、JISで定められている規格であり、海外に輸出する商品でも用いることができる。

トランケーションは、日本国内限定で認められている方法で、海外に輸出する商品には用いれません

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢5. 汎用プリンターでマーキングしたJANシンボルは、バーコードスキャナーで読み取ることができない。

汎用プリンターでも解像度が高くて印字品質が良ければ問題なく読み取れます。

そのため本選択肢は不正解です。

まとめ

JANシンボルは何度も出題されたことがある論点です。

本問で問われたような内容や、GTIN-13やGTIN-8といったJANシンボルの種類なども学習しておきましょう。

参考になった数3

02

JANシンボルに関する問題です。

選択肢1. JANシンボルとは、日本独自の呼び方であり、国際的にはEANシンボルと呼ばれている。

正解の選択肢となります。

選択肢2. JANシンボルのマーキングの際には、左右における余白の大きさに、定められた決まりはない。

JANシンボルのマーキングの際には、左右における余白の大きさに、定められた決まりがあります

選択肢3. 赤色の照射光を使用するバーコードスキャナーでは、黒色よりも赤色でマーキングされたJANシンボルの方が、読み取りエラーが少ない。

赤色の照射光を使用するバーコードスキャナーでは、赤色よりも黒色でマーキングされたJANシンボルの方が、読み取りエラーが少ないです。

本選択肢は、お互いの記述を入れ替える典型的な引っ掛け問題となっています。

お互いの記述を入れ替えるだけで間違いの選択肢を作ることができるので、よく用いられる手法です。

選択肢4. トランケーションとはJANシンボルのバーの高さを削ることをいい、JISで定められている規格であり、海外に輸出する商品でも用いることができる。

トランケーションは、海外に輸出する商品では用いることができません

選択肢5. 汎用プリンターでマーキングしたJANシンボルは、バーコードスキャナーで読み取ることができない。

汎用プリンターでマーキングしたJANシンボルは、バーコードスキャナーで読み取ることができます

参考になった数2