中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
経営法務 問16
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営法務 令和5年度(2023年) 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
以下の会話は、衣服メーカーの社長である甲氏と、中小企業診断士であるあなたとの間で行われたものである。
この会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲氏 :「当社開発部が今までにない毛玉取り器の開発に成功したため、半年前に実用新案登録出願をして、実質的に無審査なのですぐに実用新案登録されました。最近、この毛玉取り器が結構、話題になって、当社の主力商品になりつつあります。実用新案権は存続期間が短いので、特許を取りたいのですが、何かよい方法はありませんか。」
あなた:「確かに、特許権の存続期間は、原則として、特許法上( A )から20年と権利が長いですから、特許を取った方がベターですよね。自己の実用新案登録に基づいて特許出願をすることができる、と聞いたことがあります。いろいろと要件はあるようですが、1つの要件として、その実用新案登録に係る実用新案登録出願の日から原則として、( B )を経過していると、実用新案登録に基づく特許出願はできません。その手続きをされる場合には、知り合いの弁理士さんを紹介できますよ。」
甲氏 :「よろしくお願いします。」
この会話の中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
甲氏 :「当社開発部が今までにない毛玉取り器の開発に成功したため、半年前に実用新案登録出願をして、実質的に無審査なのですぐに実用新案登録されました。最近、この毛玉取り器が結構、話題になって、当社の主力商品になりつつあります。実用新案権は存続期間が短いので、特許を取りたいのですが、何かよい方法はありませんか。」
あなた:「確かに、特許権の存続期間は、原則として、特許法上( A )から20年と権利が長いですから、特許を取った方がベターですよね。自己の実用新案登録に基づいて特許出願をすることができる、と聞いたことがあります。いろいろと要件はあるようですが、1つの要件として、その実用新案登録に係る実用新案登録出願の日から原則として、( B )を経過していると、実用新案登録に基づく特許出願はできません。その手続きをされる場合には、知り合いの弁理士さんを紹介できますよ。」
甲氏 :「よろしくお願いします。」
- A:特許権の設定登録の日 B:18カ月
- A:特許出願が出願公開された日 B:18カ月
- A:特許出願の日 B:1年
- A:特許出願の日 B:3年
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この過去問の解説 (2件)
01
特許権の存続期間と実用新案登録に基づく特許出願についての出題です。
実用新案登録に基づく特許出願を行うと、基礎となった実用新案登録権は放棄することになります。
各選択肢をそれぞれ解説します。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢は不正解です。
本選択肢が正解です。
空欄Aの特許権の存続期間は基本的な内容です。
他の産業財産権もそれぞれの存続期間は必ず学習しておきましょう。
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02
実用新案登録に基づく特許出願の問題です。
空欄Aでは基本的な知識が問われているため、ここで選択肢を2つに絞り込みたいところです。
A・Bともに不適切な選択肢です。
A・Bともに不適切な選択肢です。
Bが不適切な選択肢です。
正解の選択肢となります。
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