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中小企業診断士の過去問 令和5年度(2023年) 経営情報システム 問5

問題

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データベース管理システム(DBMS)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
   1 .
インデックス法とは、プログラムがDBMSへアクセスする際に、一度確立したコネクションを維持して再利用するための仕組みをいう。
   2 .
ストアドプロシージャとは、表やビューに対する一連の処理を1つのプログラムとしてまとめ、DBMSに格納したものをいう。
   3 .
トリガとは、SQLの問い合わせによって得られた結果セットのレコードを1つずつ読み込んで行う処理をいう。
   4 .
レプリケーションとは、IoT機器などから連続的に発生するデータをリアルタイムに収集、分析、検出、加工する処理をいう。
   5 .
ロールフォワードとは、表のフィールド値を更新すると、関連づけられている他の表のフィールド値も同時に更新させるための仕組みをいう。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和5年度(2023年) 問5 )
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この過去問の解説 (2件)

1

正解は、「ストアドプロシージャとは、表やビューに対する一連の処理を1つのプログラムとしてまとめ、DBMSに格納したものをいう。」です。

 

【基礎知識】

データベース管理システムに関する問題です。

 

テーブルなどの基本的な用語は改めてご確認ください。少しなじみの薄いと思われる、しかし基本的なデータベース管理システムの知識について整理しています。

 

〇SQL

データベースのデータを定義したり、抽出したり、権限を設定したりといったデータベースを操作するために、SQLと言われる言語を扱います。SQLは大きく3つあり、目的に応じて使い分けます。

 

・DDL:データ定義言語。新規にデータベースを作成する場合などにデータの定義を行うために用いられる言語。

・DML:データ操作言語。データベースからデータを検索したり、削除したりするための言語。

・DCL:データ制御言語。データや処理を制御するための言語。権限の付与、取り消しなど。

 

よく使われるSQLは問題にもなりますので、構文等も抑えておいた方がいいでしょう。

 

〇主キー、外部キー

データベースではデータが重複しないように、主キーというものを作ります。社員データベースであれば、従業員コードなどです。決して他と被ることはありません。そして、外部のデータベースの主キーのことを外部キーと言います。

 

〇インデックス法

情報量の多いデータベースになると、そこから検索するのに時間がかかってしまいます。

そこでデータベースのすべてを検索するのではなく、インデックスという目次を設定して、目次から検索することで検索時間を短縮できます。

 

〇ストアドプロシージャ

複数の命令をまとめて一回で実行できるようにしたものです。時間短縮等に活用できます。

 

〇トリガ

トリガとは拳銃の引き金のことですが、何らかのきっかけでアクションを起こすきっかけになるものです。データベースを監視し、あるカラムが一定の状況になった際にスクリプトを実行させます。

 

〇レプリケーション

リアルタイムにデータをコピーする技術を言います。レプリカと同じ語になります。負荷分散やホットスタンバイ機能に使われます。

 

〇ロールバック・ロールフォワード

ロールバックとは操作を取り消し、なかったこととする処理です。

ロールフォワードとは、データベースで障害が起きた時の対処法の1つで、障害発生前のデータベースに戻します。

選択肢1. インデックス法とは、プログラムがDBMSへアクセスする際に、一度確立したコネクションを維持して再利用するための仕組みをいう。

誤り。インデックス法はデータベースの特定の列にインデックスを作成し、検索等を高速化する手法のことです。

選択肢2. ストアドプロシージャとは、表やビューに対する一連の処理を1つのプログラムとしてまとめ、DBMSに格納したものをいう。

正しい。処理を固めることで処理の高速化、資源の効率的な活用を促すことです。

選択肢3. トリガとは、SQLの問い合わせによって得られた結果セットのレコードを1つずつ読み込んで行う処理をいう。

誤り。トリガとはデータ操作が加えられたりした際に、あらかじめ設定した処理を起動する仕組みです。

選択肢4. レプリケーションとは、IoT機器などから連続的に発生するデータをリアルタイムに収集、分析、検出、加工する処理をいう。

誤り。レプリケーションはデータベースの複製(レプリカ)を作ることです。

選択肢5. ロールフォワードとは、表のフィールド値を更新すると、関連づけられている他の表のフィールド値も同時に更新させるための仕組みをいう。

誤り。ロールフォワードとは障害発生の場合に、発生前のデータベースを復元することです。

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データベース管理システム(DBMS)に関する問題です。

選択肢1. インデックス法とは、プログラムがDBMSへアクセスする際に、一度確立したコネクションを維持して再利用するための仕組みをいう。

インデックス法とは、プログラムがDBMSへアクセスする際に、目的のレコードを効率よく取得するための仕組みをいいます。

 

なお、インデックスとは「目次」「索引」の意味です。本の目次を参照することで、知りたい内容が書かれたページに早く辿り着くことができるというイメージです。

選択肢2. ストアドプロシージャとは、表やビューに対する一連の処理を1つのプログラムとしてまとめ、DBMSに格納したものをいう。

正解の選択肢となります。

選択肢3. トリガとは、SQLの問い合わせによって得られた結果セットのレコードを1つずつ読み込んで行う処理をいう。

トリガとは、SQLの問い合わせによって得られた結果セットのレコードを自動的に実行する処理をいいます。

選択肢4. レプリケーションとは、IoT機器などから連続的に発生するデータをリアルタイムに収集、分析、検出、加工する処理をいう。

レプリケーションとは、IoT機器などから連続的に発生するデータをリアルタイムにもう一方の環境に複製する処理をいいます。

 

なお、レプリケーション(Replication)は「複製」という意味です。

選択肢5. ロールフォワードとは、表のフィールド値を更新すると、関連づけられている他の表のフィールド値も同時に更新させるための仕組みをいう。

カスケード更新とは、表のフィールド値を更新すると、関連づけられている他の表のフィールド値も同時に更新させるための仕組みをいいます。

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