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中小企業診断士の過去問 令和5年度(2023年) 経営情報システム 問12

問題

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LANを構成するために必要な装置に関する以下のa~eの記述とその装置名の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  OSI基本参照モデルの物理層で電気信号を中継する装置。
b  OSI基本参照モデルのデータリンク層の宛先情報を参照してデータフレームを中継する装置。
c  OSI基本参照モデルのネットワーク層のプロトコルに基づいてデータパケットを中継する装置。
d  OSI基本参照モデルのトランスポート層以上で使用されるプロトコルが異なるLAN同士を接続する装置。
e  無線LANを構成する機器の1つで、コンピュータなどの端末からの接続要求を受け付けてネットワークに中継する装置。
   1 .
a:ブリッジ  b:リピータ  c:ルータ  d:ゲートウェイ  e:アクセスポイント
   2 .
a:リピータ  b:アクセスポイント  c:ゲートウェイ  d:ルータ  e:ブリッジ
   3 .
a:リピータ  b:ブリッジ  c:ルータ  d:ゲートウェイ  e:アクセスポイント
   4 .
a:リピータ  b:ルータ  c:ゲートウェイ  d:ブリッジ  e:アクセスポイント
   5 .
a:ルータ  b:ブリッジ  c:アクセスポイント  d:ゲートウェイ  e:リピータ
( 中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和5年度(2023年) 問12 )
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この過去問の解説 (2件)

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OSI基本参照モデルと、LANの装置の対応関係を問う問題です。

 

OSI基本参照モデルの7階層の覚え方としては、階層の上から順に「アプセトネデブ」で覚える語呂合わせがあります。
第7層:アプリケーション層

第6層:プレゼンテーション層

第5層:セッション層

第4層:トランスポート層

第3層:ネットワーク層

第2層:データリンク層

第1層:物理層

選択肢1. a:ブリッジ  b:リピータ  c:ルータ  d:ゲートウェイ  e:アクセスポイント

不適切な選択肢です。

選択肢2. a:リピータ  b:アクセスポイント  c:ゲートウェイ  d:ルータ  e:ブリッジ

不適切な選択肢です。

選択肢3. a:リピータ  b:ブリッジ  c:ルータ  d:ゲートウェイ  e:アクセスポイント

正解の選択肢となります。

選択肢4. a:リピータ  b:ルータ  c:ゲートウェイ  d:ブリッジ  e:アクセスポイント

不適切な選択肢です。

選択肢5. a:ルータ  b:ブリッジ  c:アクセスポイント  d:ゲートウェイ  e:リピータ

不適切な選択肢です。

まとめ

【補足】

OSI基本参照モデルと、LANの装置の対応関係は必須論点であり、また、ウェブ上に多くの解説ページがあります。

冒頭の解説で語呂合わせを紹介しましたが、それでも中々覚えられないという人は無理をして一気に覚えようとするのではなく、まずは大雑把に全体像を理解し、その後で細かいポイントを覚えていく等して時間をかけて徐々に理解していくことをお勧めします。

 

個人的に、上手くまとめられていると思われるサイトを以下に紹介します。

https://zenn.dev/keisuke90/articles/c8552aeea3bc30

 

余談ですが、人が眠っている間も脳は活動しており、記憶した内容が睡眠中に整理されていると言われています。

昨晩は全然理解できていなかった内容が、一晩眠った後で理解できるようになっていたという経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。

つまり、物事を理解するためには一定の時間(と睡眠)を必要とすることがあるのです。

そのため、全然覚えられないとストレスが溜まることもあると思いますが、本試験までに理解できていれば良いという割り切りを持つことも必要です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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正解は、「a:リピータ  b:ブリッジ  c:ルータ  d:ゲートウェイ  e:アクセスポイント」です。

 

【基礎知識】

OSI基本参照モデルはISOによって規定されたコンピュータの通信機能を階層化したモデルになります。

LANを接続するための機器が各層によって異なります。

 

 7階層 アプリケーション層 ユーザーからのネットワーク使用の取り決め

 6階層 プレゼンテーション層 データ表現に関する取り決め

 5階層 セッション層 通信の開始から終了までの管理をする取り決め

 4階層 トランスポート層 データを確実に運搬するための取り決め

 3階層 ネットワーク層 ネットワークとネットワークを中継するための取り決め

 2階層 データリンク層 隣接する機器と接続するための取り決め

 1階層 物理層 ビットを正しく送受信するための取り決め

 

対応する機器も異なります。

物理層:

リピータ LANの伝送路の長さを伸ばす。電気信号を再生し、ケーブルの延長を可能とする。

 

~データリンク層:

ブリッジ/スイッチングハブ LAN内の端末を接続する機器

 

~ネットワーク層:

ルータ LANとLAN、LANとインターネットなど異なるネットワークへの接続の玄関的機器

 

~アプリケーション層:

ゲートウェイ 全階層のプロトコルが異なるネットワークとの接続を行う機器

 

【選択肢評価】

a 物理層の電気信号の中継ですので、リピータになります。

b データリンク層ですので、ブリッジ、スイッチングハブになります。

ⅽ ネットワーク層でネットワークをつないでいますのでルータになります。

ⅾ プロトコルが異なるネットワークをつなぎますので、ゲートウェイです。

e ブリッジ、リピータではありませんので、アクセスポイントになります。アクセスポイントは無線LANを使うための基地局なようなもので、ご家庭でもアクセスポイントとルータの機能を併せ持つ無線ルータがあります。

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