中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
中小企業経営・中小企業政策 問9
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和5年度(2023年) 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
中小企業を取り巻く経営環境の変化の度合いとスピードが高まり、環境変化に迅速、柔軟に対応する自己変革力の重要性が大きくなる中で、国は中小企業支援策の一環として、経営力再構築伴走支援の強化に取り組んでいる。
国は、経営力再構築伴走支援を実施するに当たり、支援者が踏まえるべき要素として、以下の3つを挙げている。第一は、支援に当たっては( A )を基本的な姿勢とすることが望ましいことである。第二は、経営者の「自走化」のためのを( B )行い、「潜在力」を引き出すことである。第三は、具体的な支援手法(ツール)は自由であり多様であるが、相手の状況や局面によって使い分けることである。
中小企業を取り巻く経営環境の変化の度合いとスピードが高まり、環境変化に迅速、柔軟に対応する自己変革力の重要性が大きくなる中で、国は中小企業支援策の一環として、経営力再構築伴走支援の強化に取り組んでいる。
国は、経営力再構築伴走支援を実施するに当たり、支援者が踏まえるべき要素として、以下の3つを挙げている。第一は、支援に当たっては( A )を基本的な姿勢とすることが望ましいことである。第二は、経営者の「自走化」のためのを( B )行い、「潜在力」を引き出すことである。第三は、具体的な支援手法(ツール)は自由であり多様であるが、相手の状況や局面によって使い分けることである。
- A:対話と協調 B:外発的動機づけ
- A:対話と協調 B:内発的動機づけ
- A:対話と傾聴 B:外発的動機づけ
- A:対話と傾聴 B:内発的動機づけ
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この過去問の解説 (2件)
01
経営力再構築伴走支援に関する問題です。
以下、経済産業省「経営力再構築 伴走支援ガイドライン」からの引用となります。(https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/keiei_bansou/guideline.pdf)
空欄A・Bとも、上記ガイドラインの3ページに記載があります。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
正解の選択肢となります。
【補足】
中小企業診断士は、経営診断後の伴走支援(一言でいえば、アフターフォローです)の強化が求められています。
経営診断しておしまいではなく、経営診断で助言した内容が実行されているかどうか、診断後も定期的にフォローしていかなければなりません。
本問は、これから中小企業診断士になるべく勉学に励まれている皆様にとって是非とも正解していただきたい内容です。
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02
正解は、「A:対話と傾聴 B:内発的動機づけ」です。
【基礎知識】
中小企業白書2022年度版からの問題です。
不確実性の増す時代で、ビジネスモデルの変革が求められる中、経営者には自己変革力が求められます。自己変革を促すためには第三者の伴走型支援の重要性が叫ばれています。
その流れとして、「対話」を「傾聴」して行い、経営者の腹落ち感を醸成し、内発的動機付けによって潜在力を発揮させるプロセスが求められるとされています。
【選択肢評価】
A:「対話と傾聴」により経営者の腹落ち感を醸成します。
B:潜在力を生み出すのは、経営者の中からの変革、つまり自己変革を促す必要があり、「内発的動機付け」によって実現できます。
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