中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
中小企業経営・中小企業政策 問19
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和5年度(2023年) 問19 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
(株)東京商工リサーチ「全国企業倒産状況」に基づき、2009年から2021年の期間について、倒産件数の推移を見た場合、( A )傾向にある。
また、企業規模別に倒産件数を見た場合、大部分を( B )が占めていることがわかる。
なお、企業規模は、小規模企業、中規模企業、大企業で比較する。中規模企業とは、中小企業基本法上の中小企業のうち、同法上の小規模企業に当てはまらない企業をいう。
ここでは、倒産とは、企業が債務の支払不能に陥ったり、経済活動を続けることが困難になった状態となることであり、私的整理(取引停止処分、内整理)も倒産に含まれる。負債総額1千万円以上の倒産が集計対象である。
(株)東京商工リサーチ「全国企業倒産状況」に基づき、2009年から2021年の期間について、倒産件数の推移を見た場合、( A )傾向にある。
また、企業規模別に倒産件数を見た場合、大部分を( B )が占めていることがわかる。
なお、企業規模は、小規模企業、中規模企業、大企業で比較する。中規模企業とは、中小企業基本法上の中小企業のうち、同法上の小規模企業に当てはまらない企業をいう。
ここでは、倒産とは、企業が債務の支払不能に陥ったり、経済活動を続けることが困難になった状態となることであり、私的整理(取引停止処分、内整理)も倒産に含まれる。負債総額1千万円以上の倒産が集計対象である。
- A:減少 B:小規模企業
- A:減少 B:大企業
- A:減少 B:中規模企業
- A:横ばい B:小規模企業
- A:横ばい B:中規模企業
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この過去問の解説 (2件)
01
東京商工リサーチ「全国企業倒産状況」からの出題です。
企業規模別の倒産件数の割合(空欄B)がイメージしやすいと思いますので、ここで2択に絞り込みたいところです。
正解の選択肢となります。
Bが不適切です。
Bが不適切です。
Aが不適切です。
A・Bいずれも不適切です。
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02
正解は、「A:減少 B:小規模企業」です。
【基礎知識】
全国企業倒産状況とありますが、中小企業白書2022年度版からの出題です(Ⅰ-25です)。
コロナで様々な施策により、経済を下支えしたため、倒産件数の減少等につながっています。
以下、中小企業白書からの抜粋です。
我が国の倒産件数の推移について確認する(第1-1-29図)。倒産件数は2009年以降、減少傾向で推移してきた中で、2021年は資金繰り支援策などの効果もあり57年ぶりの低水準となった。また、これを規模別に見ると、倒産件数の大部分を小規模企業が占めていることが分かる
【選択肢評価】
A 減少
下支えの影響もあり、2009年:15千件 ⇒ 2021年:6千件となっています。
また、2009年はリーマンショックの影響で件数が増えています。
B 小規模企業
件数は当然小規模企業で圧倒的に多くなっています。同白書に掲載されている企業数でも小規模企業:304万件、中規模:53万件、大規模:1.1万件の比率になっています(ただし2016年)。
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