中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
中小企業経営・中小企業政策 問33
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和5年度(2023年) 問33 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
先端設備等導入計画に係る固定資産税の特例は、( )により先端設備等導入計画の認定を受けた中小企業の設備投資を支援するものである。
認定を受けた中小企業の設備投資に対して、地方税法における償却資産に係る固定資産税の特例などを講じる。
対象となるのは、一定期間内に労働生産性を一定程度向上させるため、先端設備などを導入する計画を策定し、新たに導入する設備などが存在する( )の「導入促進基本計画」などに基づき認定を受けた中小企業者である。
文中の空欄に入る語句として、最も適切なものはどれか。
先端設備等導入計画に係る固定資産税の特例は、( )により先端設備等導入計画の認定を受けた中小企業の設備投資を支援するものである。
認定を受けた中小企業の設備投資に対して、地方税法における償却資産に係る固定資産税の特例などを講じる。
対象となるのは、一定期間内に労働生産性を一定程度向上させるため、先端設備などを導入する計画を策定し、新たに導入する設備などが存在する( )の「導入促進基本計画」などに基づき認定を受けた中小企業者である。
文中の空欄に入る語句として、最も適切なものはどれか。
- 経済産業局
- 国税局
- 市町村(特別区を含む)
- 都道府県
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この過去問の解説 (2件)
01
先端設備等導入計画に関する問題です。
以下、経済産業省が作成した先端設備等導入計画資料からの引用となります。
(https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/seisansei/01_gaiyou/1-1_01_gaiyou.pdf)
先端設備等導入計画の概要によると、「市区町村から中小企業が認定を受けた場合は税制支援や金融支援などの支援措置を活用することができる」と記載されています。
不適切な選択肢です。
不適切な選択肢です。
正解の選択肢となります。
不適切な選択肢です。
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02
正解は、「市町村(特別区を含む)」です。
【基礎知識】
制度の概要(中小企業庁パンフレットより)
「先端設備等導入計画」は、中小企業等経営強化法に規定された、中小企業者が、設備投資を通じて労働生産性の向上を図るための計画です。 この計画は、市区町村が国から「導入促進基本計画」の同意を受けている場合に、認定を受けることができます。認定を受けた場合は税制支援などの支援措置を受けることが できます。
(対象)
「導入促進基本計画」の同意を受けた市区町村において新たに設備を導入する中小企業者で当市町村から「先端設備等導入計画」の承認を受けたもの
(支援)
①税制支援:市区町村から認定を受けた「先端設備等導入計画」に基づいて、一定の設備を新規取得した場合、新規取得設備に係る固定資産税の課税標準が3年間、1/2に軽減
②金融支援:「先端設備等導入計画」が認定された事業者は、資金調達に際し債務保証に関する支援を受けることができる
【選択肢評価】
当特例は市町村の特例が必要となります。
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