中小企業診断士の過去問
令和5年度 再試験(2023年)
運営管理 問9

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度 再試験(2023年) 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

QC 7つ道具と新QC 7つ道具に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • ある製品の重量と強度の関係を調べるため、連関図を作成した。
  • 原因と結果、目的と手段などが複雑に絡み合った問題の相互関係を調べるため、特性要因図を作成した。
  • 重量に関する不適合品の発生状況を調べるため、散布図を作成した。
  • 2つの特性値が対になった時系列データを2次元平面上にプロットして、管理図を作成した。
  • 不良発生の主要な原因を特定するため、パレート図を作成した。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

QC 7つ道具と新QC 7つ道具について横断的に知識を問う問題です。

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. ある製品の重量と強度の関係を調べるため、連関図を作成した。

連関図は因果関係を明らかにする手法であるため、適しているのは散布図です。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢2. 原因と結果、目的と手段などが複雑に絡み合った問題の相互関係を調べるため、特性要因図を作成した。

特性要因図は問題の原因を多層的に分析する手法であり、選択肢の目的に適しているのは連関図です。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢3. 重量に関する不適合品の発生状況を調べるため、散布図を作成した。

散布図は2つ以上の変数の相関関係を分析するものであるため、選択肢に適しているのは管理図が考えられます。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢4. 2つの特性値が対になった時系列データを2次元平面上にプロットして、管理図を作成した。

管理図は1つの変数に対して上限と下限を設定して異常値を洗い出す手法です。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢5. 不良発生の主要な原因を特定するため、パレート図を作成した。

本選択肢が正解です。

まとめ

QC7つ道具と新QC7つ道具の両方とも頻出であるため、必ず学習して理解しておきましょう。

参考になった数0