中小企業診断士の過去問
令和5年度 再試験(2023年)
運営管理 問33
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度 再試験(2023年) 問33 (訂正依頼・報告はこちら)
物流におけるユニットロードに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 一貫パレチゼーションは、最終目的地まで貨物を異なるパレットに積み替えながら物流を行うことである。
- 通い容器は、一定の企業または事業所などの間で、1回限りの使用を目的とした輸送用容器のことである。
- 日本産業規格(JIS)のユニットロードシステム通則(JIS Z 0650:2020)で規定されているパレットの平面寸法は、1種類に統一されている。
- パレットプールシステムは、互換性のあるパレットを広範囲の利用者間で共同運用する仕組みである。
- 平パレットを使用する場合は、使用しない場合に比べて、積み込みや取り卸しなどの荷役効率が低い。
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この過去問の解説 (1件)
01
物流におけるユニットロードに関する問題です。
一貫パレチゼーションは、最終目的地まで貨物を同じパレットで物流を行うことです。
「一貫」と「異なるパレットに積み替え」との整合性が取れないことが判断できれば十分です。
通い容器は、一定の企業または事業所などの間で、繰り返しの使用を目的とした輸送用容器のことです。
通い容器は、折り畳みコンテナ(オリコン)をイメージしていただくと分かりやすいと思います。ダンボールのような使い捨ての輸送用容器と比較すると回収の手間がかかりますが、梱包資材費を抑制することができ省資源化につながります。(なお、ダンボールも回収されて古紙等にリサイクルされています)
日本産業規格(JIS)のユニットロードシステム通則(JIS Z 0650:2020)で規定されているパレットの平面寸法は、複数あります。
正解の選択肢となります。
平パレットを使用する場合は、使用しない場合に比べて、積み込みや取り卸しなどの荷役効率が高いです。
【補足】
物流2024年問題もあり、ユニットロードの論点も近年出題が増えています。今後も引き続き出題される可能性は高いと思われますので、直近5年間の過去問題を復習して対応できるようにしておきましょう。
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