中小企業診断士 過去問
令和5年度 再試験(2023年)
問176 (中小企業経営・中小企業政策 問7)
問題文
上昇するコストの適正な価格転嫁を進めるためには、販売先との交渉の機会を設けることが重要であると考えられ、発注側事業者においては、受注側事業者が価格交渉しやすい環境を提供する取り組みが求められる。この調査に基づき、受注側事業者が「販売先との交渉の機会が設けられていない要因(複数回答)」を次のa~cで見た場合、回答企業割合が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、アンケート調査は、中小企業・小規模事業者の取引条件改善に向けて事業者間の取引実態を把握するため、2021年9 ~ 10月にかけて、全国88,800社(うち発注側事業者8,200社、受注側事業者80,600社)の企業を対象に実施(有効回答25,888件、回収率29.2 %)されたものである。
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」
c:「販売先の意向が強いため」
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和5年度 再試験(2023年) 問176(中小企業経営・中小企業政策 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
上昇するコストの適正な価格転嫁を進めるためには、販売先との交渉の機会を設けることが重要であると考えられ、発注側事業者においては、受注側事業者が価格交渉しやすい環境を提供する取り組みが求められる。この調査に基づき、受注側事業者が「販売先との交渉の機会が設けられていない要因(複数回答)」を次のa~cで見た場合、回答企業割合が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、アンケート調査は、中小企業・小規模事業者の取引条件改善に向けて事業者間の取引実態を把握するため、2021年9 ~ 10月にかけて、全国88,800社(うち発注側事業者8,200社、受注側事業者80,600社)の企業を対象に実施(有効回答25,888件、回収率29.2 %)されたものである。
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」
c:「販売先の意向が強いため」
- a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」-
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」-
c:「販売先の意向が強いため」 - a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」-
c:「販売先の意向が強いため」-
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」 - b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」-
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」-
c:「販売先の意向が強いため」 - b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」-
c:「販売先の意向が強いため」-
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」 - c:「販売先の意向が強いため」-
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」-
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」
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この過去問の解説 (1件)
01
中小企業庁の委託により(株)東京商工リサーチが実施したアンケート調査(「令和3年度取引条件改善状況調査」)に基づき、企業間取引の状況によると、回答割合が高い順は
1.「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」
2.「販売先の意向が強いため」
3.「交渉の経験が少なく提案することが困難」
です。
「取引関係が長く交渉の機会が不要」と回答 → 長期取引が交渉の障壁となっている。
「販売先の意向が強いため」 → 大企業や発注側の力が強く、価格交渉がしにくい。
「交渉経験が少ない」要因は比較的低い割合 → 交渉機会自体が少ないことが根本的な問題。
上記理由が考えられます。
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」-
c:「販売先の意向が強いため」
【誤】
c:「販売先の意向が強いため」-
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」
【誤】
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」-
c:「販売先の意向が強いため」
【誤】
c:「販売先の意向が強いため」-
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」
【正】
b:「取引関係が長く交渉の機会が不要であるため」-
a:「交渉の経験が少なく提案することが困難」
【誤】
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