中小企業診断士 過去問
令和5年度 再試験(2023年)
問183 (中小企業経営・中小企業政策 問12(1))
問題文
特許庁「行政年次報告書2021年版」に基づき、中小企業における知的財産権の活用状況を、中小企業の出願件数比率(2020年)で見ると、知的財産権の種類によってその比率が異なる。
また、中小企業の出願件数比率を、2016年と2020年で比較すると、商標登録出願では( A )、マドリッド協定議定書(マドプロ)に基づく商標の国際登録出願では( B )、意匠登録出願では( C )となっている。
なお、ここで中小企業の出願件数比率とは、内国人出願における中小企業の出願件数の比率である。
文中の下線部について、特許庁「行政年次報告書2021年版」に基づき、2020年における中小企業の出願件数比率を次のa~cで見た場合、出願件数比率が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a:意匠権
b:商標権
c:特許権
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和5年度 再試験(2023年) 問183(中小企業経営・中小企業政策 問12(1)) (訂正依頼・報告はこちら)
特許庁「行政年次報告書2021年版」に基づき、中小企業における知的財産権の活用状況を、中小企業の出願件数比率(2020年)で見ると、知的財産権の種類によってその比率が異なる。
また、中小企業の出願件数比率を、2016年と2020年で比較すると、商標登録出願では( A )、マドリッド協定議定書(マドプロ)に基づく商標の国際登録出願では( B )、意匠登録出願では( C )となっている。
なお、ここで中小企業の出願件数比率とは、内国人出願における中小企業の出願件数の比率である。
文中の下線部について、特許庁「行政年次報告書2021年版」に基づき、2020年における中小企業の出願件数比率を次のa~cで見た場合、出願件数比率が高いものから低いものへと並べた組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a:意匠権
b:商標権
c:特許権
- a:意匠権 - b:商標権 - c:特許権
- a:意匠権 - c:特許権 - b:商標権
- b:商標権 - a:意匠権 - c:特許権
- b:商標権 - c:特許権 - a:意匠権
- c:特許権 - a:意匠権 - b:商標権
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この過去問の解説 (1件)
01
特許庁の「特許行政年次報告書2021年版」によると、
2020年における内国人の知的財産権出願件数に占める中小企業の割合は以下の通りです。
商標権:約60%
意匠権:約50%
特許権:約20%
これらの数値から、中小企業の出願件数比率が高い順に並べると、「商標権 > 意匠権 > 特許権」となります。
【誤】
【誤】
【正】
【誤】
【誤】
中小企業の知的財産権の出願比率の特徴
商標権
商標権は、事業のブランド保護のために多くの中小企業が活用しやすい。
比較的取得しやすく、出願数も多い。
意匠権
意匠権は、製品デザインの保護に関するもので、中小企業でも比較的活用しやすい。
しかし、商標よりは出願件数比率が低い。
特許権
特許権は技術的な発明に関するものであり、出願にはコストや専門的な知識が必要。
そのため、中小企業の出願比率は最も低い。
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