中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問107 (運営管理 問15)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問107(運営管理 問15) (訂正依頼・報告はこちら)

在庫管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • ABC分析の結果としてCに分類された部品に定期発注方式を導入することによって、発注の手間を省いた。
  • 原材料の在庫を多くすることによって、製造工程における突発的な設備故障による製品の納期遅れを回避した。
  • 作業時間の変動が大きい工程の前で生産ラインを前後に分割して、工程間在庫を置くことによって、ライン全体の稼働率を改善した。
  • 調達リードタイムが不安定な部品を発注点方式で管理する場合に、発注点を小さくすることで欠品の発生頻度を削減した。

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この過去問の解説 (1件)

01

在庫管理に関する問題です。

選択肢1. ABC分析の結果としてCに分類された部品に定期発注方式を導入することによって、発注の手間を省いた。

ABC分析の結果としてCに分類された部品については、定量期発注方式を導入することによって発注の手間を省きます。

 

ABC分析の結果としてCに分類された部品については、取り扱いをしない(在庫を売り切って、新しいアイテムと入れ替える)ことが基本ですが、発注をするのであれば、できるだけ手間がかからない定量発注方式を導入するため不適切な選択肢です。

選択肢2. 原材料の在庫を多くすることによって、製造工程における突発的な設備故障による製品の納期遅れを回避した。

製造工程における突発的な設備故障による製品の納期遅れを回避するためには、製品在庫を多くすることが考えられます。

 

原材料の在庫を多くしても、製造工程における突発的な設備故障が発生すれば製品の生産が滞り、納期遅れを回避することは難しいため不適切な選択肢です。

選択肢3. 作業時間の変動が大きい工程の前で生産ラインを前後に分割して、工程間在庫を置くことによって、ライン全体の稼働率を改善した。

作業時間の変動が大きい工程の前で生産ラインを前後に分割して、工程間在庫を置くことによってライン全体の稼働率を改善することは、在庫管理に関する記述として適切です。

 

前工程の作業が滞ったとしても、工程間在庫を置くことによって後工程は手待ちをせずに済む可能性があり、ライン全体の稼働率を改善することにつながるため正解の選択肢となります。

選択肢4. 調達リードタイムが不安定な部品を発注点方式で管理する場合に、発注点を小さくすることで欠品の発生頻度を削減した。

調達リードタイムが不安定な部品を発注点方式で管理する場合に、発注点を大きくすることで欠品の発生頻度を削減することができます。

 

本年の運営管理で発注点が問われている問題があり、そこでも同じ論点が出題されています。発注点を大きく(在庫の多い段階で発注)すれば在庫量が多くなり欠品の発生頻度を削減することができるため、不適切な選択肢です。

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