中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問109 (運営管理 問17)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問109(運営管理 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

マテリアルハンドリングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 運搬活性分析を行うことにより、各工程への材料供給の際に生じる空運搬を顕在化することができる。
  • 製品をユニットロードにすると、運搬や保管の効率化を図ることが期待できる。
  • パレット積みされているものを車上置きにする場合より、バラ置きされているものを箱入りにする場合の方が活性示数の増加幅が大きく、改善効果が高い。
  • 流通過程の倉庫や物流センターにおいて行う、製品の値札付けや電子機器のセッティングの作業は荷役作業である。

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この過去問の解説 (1件)

01

マテリアルハンドリング(マテハン)に関する問題です。

選択肢1. 運搬活性分析を行うことにより、各工程への材料供給の際に生じる空運搬を顕在化することができる。

運搬活性分析を行なうことにより、移動のしやすさ(運び出しやすさ、動かしやすさ)の程度を運搬活性示数として表すことはできますが、空運搬を顕在化することはできません

 

したがって、不適切な選択肢です。

 

※運搬活性分析については、解説のまとめに表を載せていますので参考にしてください。

選択肢2. 製品をユニットロードにすると、運搬や保管の効率化を図ることが期待できる。

製品をユニットロードにすると運搬や保管の効率化を図ることが期待できることは、マテリアルハンドリングに関する記述として適切です。

 

ユニットロードとは、荷物をまとめてパレットに積み付けてパレットごと運搬することにより、運搬や保管の効率化することを指すため正解の選択肢となります。

選択肢3. パレット積みされているものを車上置きにする場合より、バラ置きされているものを箱入りにする場合の方が活性示数の増加幅が大きく、改善効果が高い。

他の選択肢でも述べられていますが、(運搬)活性示数とは移動のしやすさ(運び出しやすさ、動かしやすさ)の程度を数値化したものです。

 

パレット積みされているものを車上置きにする場合は活性示数が2→3へ、バラ置きされているものを箱入りにする場合は活性示数が0→1へと向上しますが、いずれも活性示数の増加幅は同じであり、改善効果に違いはありません

 

したがって、不適切な選択肢です。

 

※運搬活性分析については、解説のまとめに表を載せていますので参考にしてください。

選択肢4. 流通過程の倉庫や物流センターにおいて行う、製品の値札付けや電子機器のセッティングの作業は荷役作業である。

荷役作業とは、貨物の積み込みや荷下ろし、入出庫、ピッキング、仕分けなどの作業を指します。

 

製品の値札付けとは加工作業、電子機器のセッティングは荷役作業前の準備(段取り作業)であるため、不適切な選択肢です。

まとめ

 

【補足】

 

・運搬活性示数表について

下図のとおり活性示数は0~4まで5段階あり、活性示数が0の場合は人力で運搬しなければならない(手間が大きい)ため、容器に入れて車両で運搬したり、ベルトコンベアを導入することにより効率的に運搬することを目的としています。

 

(出所:日本インダストリアル・エンジニアリング協会「運搬活性分析」)

https://www.j-ie.com/about_ie/methods/08/

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