中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問110 (運営管理 問18)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問110(運営管理 問18) (訂正依頼・報告はこちら)

ある工程では月間1,000個の部品を加工しているが、そのうち5%が不適合品として廃棄されている。この部品の販売価格は2,000円、変動費率60%で、不適合品1個当たりの廃棄費用は700円かかっている。
この部品には十分な需要があり、不適合品は全て手直しを行って良品として販売できることが分かったので、新たに手直しをする作業者を雇うことを検討している。新たに雇う作業者の月間の人件費がいくら未満であれば採算的に見合うか。以下の選択肢から最も適切なものを選べ。ただし、不適合品の手直しにおける追加費用は新たに雇う作業者の人件費のみで、材料費などのその他の費用は発生しないものとする。
  • 60,000円
  • 75,000円
  • 95,000円
  • 135,000円

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この過去問の解説 (1件)

01

不適合品の手直しに関する採算点の問題です。以下に、与件文に与えられている情報を整理します。

 

不適合品は全て手直しを行い、良品として販売した場合

売上高:2,000,000円(販売価格2,000円×月間1,000個)

変動費:1,200,000円(変動費率60%)

限界利益:800,000円

 

【不適合品を廃棄しなければならない場合】

売上高:1,900,000円(販売価格2,000円×月間1,000個-不適合品5%)※不適合品が発生する分だけ、売上高が変わります

変動費:1,200,000円(変動費率60%)

廃棄費用:35,000円(700円/個×月間1,000個×5%)※不適合品が発生するため、必要になります

限界利益:665,000円

 

両者の限界利益の差額は、800,000円-665,000円=135,000円となります。

 

以上から、新たに手直しをする作業者の月間の人件費が135,000円未満であれば、採算的に見合うことになります。

選択肢1. 60,000円

冒頭の解説より、135,000円となるため不適切な選択肢です。

選択肢2. 75,000円

冒頭の解説より、135,000円となるため不適切な選択肢です。

選択肢3. 95,000円

冒頭の解説より、135,000円となるため不適切な選択肢です。

選択肢4. 135,000円

冒頭の解説より、135,000円となるため正解の選択肢となります。

まとめ

【補足】

 

一次試験では電卓を使用できないため、電卓が必要になるほどの複雑な計算過程が求められているわけではありませんが、筆算で解くことは必要になります。(暗算レベルでは対応できない)

 

したがって、本試験では後回しにすることをオススメしますが、単位が大きくなってゼロが増えるため下3桁は切り捨てて計算するなど、過去問題を復習している時から手間を省く工夫をしておくと良いでしょう。

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