中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問117 (運営管理 問25)
問題文
食品リサイクル法およびその基本方針に関する記述として、最も適切なものはどれか。
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問117(運営管理 問25) (訂正依頼・報告はこちら)
食品リサイクル法およびその基本方針に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 飲食店において食用に供されずに廃棄された食品は、食品廃棄物等に該当しない。
- 食品循環資源の再生利用等は、飼料化よりも肥料化が優先される。
- 食品の製造、加工または調理の過程において副次的に得られた物品のうち食用に供することができないものは、食品廃棄物等に該当する。
- 食品廃棄物等の再生利用等は、肥料化よりも熱回収が優先される。
- 食品リサイクル法は食品関連事業者を対象とした取り組みを定めたものであり、基本方針において消費者の役割は明記されていない。
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この過去問の解説 (1件)
01
食品リサイクル法およびその基本方針に関する問題です。
一部、食品循環資源の再生利用が問われている選択肢があり、難易度はやや高めです。
飲食店において食用に供されずに廃棄された食品は、食品廃棄物等に該当します。
「食べ残し」「売れ残り」が食品廃棄物等に該当するため、不適切な選択肢です。
食品循環資源の再生利用等は、肥料化よりも飼料化が優先されます。
家畜に飼料として与えることで、食品循環資源がもつ栄養素が有効活用されるため、不適切な選択肢です。
食品の製造、加工または調理の過程において副次的に得られた物品のうち食用に供することができないものは、食品廃棄物等に該当するため、正解の選択肢となります。
「食品の製造、加工または調理の過程において副次的に得られた物品のうち食用に供することができないもの」とは、調理過程で発生した端材などの調理くず、賞味期限切れの食品などをいいます。
食品廃棄物等の再生利用等は、熱回収よりも肥料化が優先されます。(詳細は解説のまとめを参照してください)
したがって、不適切な選択肢です。
食品リサイクル法では、基本方針において消費者の役割を明記しています。
具体的には、外食時に食べ切れなかった食品を持ち帰り容器に入れて自宅で消費する、購入した食品を賞味期限以内に使い切るなどがあります。
したがって、不適切な選択肢です。
【補足】
食品循環資源の再生利用の優先順位について、以下に解説します。
①発生の抑制(そもそも過剰に製造しない)
→販売履歴などに基づいた適正な発注量(および、それらを集約した製造量)を意識することが求められます。
②再生利用(廃棄が生じてしまった場合、家畜に飼料として与えることで消費させる。飼料として与えられないものは肥料化するなどして、食品循環資源をできる限り有効活用する)
③熱回収(再生利用ができないものは燃焼させて、熱源として活用する)
→行政が運営管理する焼却施設に隣接した場所に温水プールなどが設置されているのは、このためです。
④適正処分(①~③の行程を通じてもゴミとなってしまう場合は、できるだけ水分を無くすなど体積を小さくした上で、環境負荷を小さくして処分する)
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