中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問119 (運営管理 問27)
問題文
下表は、4つの店舗における、ある期間の売上高、粗利高、従業員数、総作業時間をまとめたものである。各店舗で作業を効率化するためのシステムを導入し、1人当たりの作業時間を変えずに従業員を1人ずつ減らした場合、売上高と粗利高が変わらないとすると、システム導入前と比べて人時生産性で最も改善額が大きい店舗を下記の解答群から選べ。なお、ここで人時生産性は粗利高で算出するものとする。

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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和6年度(2024年) 問119(運営管理 問27) (訂正依頼・報告はこちら)
下表は、4つの店舗における、ある期間の売上高、粗利高、従業員数、総作業時間をまとめたものである。各店舗で作業を効率化するためのシステムを導入し、1人当たりの作業時間を変えずに従業員を1人ずつ減らした場合、売上高と粗利高が変わらないとすると、システム導入前と比べて人時生産性で最も改善額が大きい店舗を下記の解答群から選べ。なお、ここで人時生産性は粗利高で算出するものとする。

- 店舗A
- 店舗B
- 店舗C
- 店舗D
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この過去問の解説 (1件)
01
人時生産性に関する問題です。
まず、人時生産性は「粗利益/総作業時間」により求まります。(与件文にも、「人時生産性は粗利高で算出するものとする」と明記されていることを確認しておきましょう)
この2つの指標を見比べてみると、店舗A・C・Dは分子の粗利額が同じで、店舗Bは他の3店舗よりも粗利額が高いことが分かります。分母の総作業時間については、店舗AとBがともに480時間で最も少なくなっています。
ここから、分子が最も大きく、分母が最も小さい店舗Bが最も人時生産性が高いことが暗算をしなくても分かります。
以下に、現状とシステムを導入して人時生産性が改善された後の表を掲示しています。
与件文では「1人当たりの作業時間を変えずに従業員を1人ずつ減らす」とありますが、「売上高と粗利高が変わらない」ため、分母の総労働時間のみが変化(減少)することになります。
システム導入後(改善後)においても、店舗Bの人時生産性が最も高く、また改善前後の差異でも最も改善額が大きいことが分かります。
冒頭の解説より、店舗Aの人時生産性改善額は0.1(万円)であるため、最も改善額が大きい店舗ではありません。
冒頭の解説より、店舗Aの人時生産性改善額は0.125(万円)であるため、最も改善額が大きく正解の選択肢となります。
冒頭の解説より、店舗Cの人時生産性改善額は0.08(万円)であるため、最も改善額が大きい店舗ではありません。
冒頭の解説より、店舗Dの人時生産性改善額は0.06(万円)であるため、最も改善額が大きい店舗ではありません。
【補足】
解説の都合上、冒頭に詳細な計算結果を掲載していますが、本試験においては計算をしている時間は確保できないと思います。
試験対策上は、人時生産性の要素である「粗利益」「総作業時間」の2つの、現状と改善後の変化に着目して判断することになります。
また、時間を取られる問題であるため、本試験では後回しにすることを推奨します。
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